ドゥマゲッティの隣町バレンシア産のカカオを使ったビーントゥバーのチョコレートがある
ドゥマゲッティの商工会と地熱発電会社の協同で作ったもので、ネグロスオリエンタル州をあげて力を入れているカカオ農家やネグロスで唯一残る森を守るためのプロジェクトだ
長年の友人、ドゥマゲッティの商工会議所代表のエドワード・ドゥ氏がやっているプロジェクトで、チョコレートバー1つにつき5ペソがカカオ農家に還元され、ネグロスで唯一残る森やカカオの木を守るために使われている
(放っておくと貧しい農家たちは、すぐに森林伐採してその木を木材利用や木炭を作るために売ってしまい目の前の日銭を稼ぐ行動に出てしまう
チョコレートが売れ農家にお金が入ってくれば森やカカオの木の重要性に気付いてくれ、自ら木を育て、カカオを収穫してくれる)
カカオの木を育てチョコレートの原料になるカカオ豆を作っていくためには、まず農家を育て、森を育てないといけない
このプロジェクトがうまくいけば、儲かる農業プロジェクトとして注目され、ネグロス島でのカカオ栽培も盛り上がり、他の町や地域でも真似すれば全体的に盛り上がる
同じような形が継続できれば、カカオ以外のコーヒーや、ココナッツなどにも活かせ、砂糖ばかりに頼っているネグロス島の貧しい農家たちの未来を少し明るくできるプロジェクトだ
このような地元産の作物で地元の商工会や起業が協賛して製品を生み出していくことが、フィリピンの地方都市ではなかなかレアで、売れたり継続していけるのは非常にレアなので一緒に盛り上げていきたいと思っています。
ネグロスオリエンタル州でのチョコレートの原料になるカカオ豆の栽培はまだ小規模で始まったばかりなので、このチョコレートを皮切りに広まっていただけると非常に有難いです
(本来フィリピン人はブラックチョコレートを食べない、チョコレートドリンク(チョコラテ)かミルクチョコレートばかりなので、需要がなく売れないから作らない)
どなたか、このプロジェクトにご興味がある方がいましたらご連絡ください
日本で売ることもできますし、日本や海外で売る分にはブランドを買えたりすることも可能です