先週ドゥマゲッティに来てから始めて一週間のうち3日間停電で
そのうち1日は朝9時から翌日の昼の12時頃まで停電というなかなか
困難な状況になった
16年前からセブのマクタンに住んでいた時は1週間に一回は停電があり
夜停電になり翌朝までつかないということがしょっちゅうあり慣れっこであったが
最近はセブでは停電がほぼなくなったし、ドゥマゲッティでもあまり停電しないので
油断していたが改めて電気の有難さに気付いた
日中は仕事をしないといけないので
ドゥマゲッティの街にくりだしノマドワーカーのように
停電でも自家発電があり、Wi-Fiがあり、電源プラグがあるカフェや
レストランなどを周った
こういう状況下で意外に良いのがパスタキングとローリンピン
中でもパスタキングは電源プラグがどの席の近くにもわりとあり
2時から5時まではハッピーアワーでビールが35ペソなのも有難い
夜はもう真っ暗で大変なのだが
案外月明かりが明るく涼しいので
外に椅子を出して月やうろちょろ遊ぶ子供達や近所の人を
人間ウォッチングしながらビールを飲む
そして日本ではまずこういう状況を味わえないだろうと散歩に出る
うちの近くには蛍がクリスマスツリーのように群がる不思議な木が
2つもあるので、こういう真っ暗な時はどうだろうと覗きに行った
停電の時の蛍クリスマスツリーは一段と綺麗で
壮大で優雅な明かりを見せてくれる
ホンノ少しだが写真におさめられたので皆様にもお裾分けする
こんな夜は何か起こりそう?
狂気な夜の予感がプンプン漂う
散歩を続けていると
ふと何か変なものが目に入った
普段見慣れている何かが劇的に変わるのをみると
人間はおかしさを感じる?
フィリピンにはねずみが多すぎて
こんなに痩せてしまったかドラえもん!?
しかも目が飛び出たように大きく
ヒゲが左右対称ではない
3日間の停電はドラえもんまでも変えてしまった、、、、
たまにこうやって停電したりして文明の利器の有難さを感じてみるのも悪くない
あって当然のものというものは実はなくなる危険性もあり
それがなくなった時のことも当然知っていたり、対処方法に慣れていないと
おかしなことになってしまう
今の日本はどっぷり文明の利器につかりすぎ、それがなくなってしまった時の
ことすら考えることをやめ、さらに考えられなくもなっている
何事もバランスを取っていくことが大切だと思うが
ドゥマゲッティにおける今回のような停電はそのバランスを保つことでも
あるなと感じた
自然から離れ過ぎては生物は生きていけない
停電後の暗闇の世界は自然でありどこか懐かしさすら感じた