ドゥマゲッティで賃貸物件を探すのは結構大変だと思う
今まで500組を越えるドゥマゲッティ移住&現地校留学&リタイア家族への賃貸物件探しをサポートしてきて学んだが、長年海外に住もうとも、英語がいくら話せようともフィリピンの地方都市の独自なものがある
そこにはローカルルールというか、独特な慣習もあり、結局英語ではなくビサヤ語文化だということもあり、よそ者はボラれる、高いものや、コスパにそぐわないものを掴まされるという難しさが常に付きまとう
どのようなことに注意する必要があるのか?ここでまとめてみようと思う
①日本のような不動産屋はいない
まずいきなり一番の難題にぶつかるが、日本のような賃貸物件を紹介してくれる不動産屋のようなものはドゥマゲッティではない
あるとしたら不動産ブローカーだが、これが実は一番厄介な存在で名前の通りこのブローカーがいることによりより難易度が増す場合が多い
できるならこのブローカーや紹介するよというフィリピン人を通さないで物件探しをした方が良い
この人達が家賃を吊り上げ、大家さんとの交渉をより難しくし、それでいてかなりテキトウ、挙句の果てに全てを牛耳ろうとする。
実は大家さんに話が言っていない、内覧のスケジュールが全然決まらない、ぼる、不当な仲介手数料まで後で請求されたりもする。
②隅々までしっかりと見て何度も確認する
たとえ家の大家であってもフィリピン人の言うことは話半分くらいに聞いておくというか、十中八九大袈裟に言っているので、しっかりと見て、何度も確認した方が良い
見るべき項目とか、これだけは譲れないこととかしっかり準備しリスト化し、チェックした方が良い
日本人によくありがちなのが、「家のシャワーの水圧は強いですか?とかどうですか?」みたいな、YesかNOの質問や相手に意見を求めるような質問をすると、フィリピン人はNOと言えなく、悪いことは言わない性格なので、水圧は良い、問題ない、大丈夫だとしか言わない。
自分の目でしっかり見て確かめるか、何かと比較してどのくらいか数字でしっかり表すか、譲れないものは動画などで撮ってもらいその部分だけでも何度も確認する必要がある
③周りの様子をしっかり確認する
僕の中ではドゥマゲッティで生活する際に短期であろうと、長期であろうとも一番気にしているのが周りの騒音だ
フィリピンの地方都市あるあるで、大きな音で音楽かけたり、ラジオを付けたり、でっかいスピーカーでダンスやカラオケを始めたりというのがあり、いちよう自治体のルールとして夜10時から朝6時くらいまでは大きな音は出してはいけないというのがあるのだが、そんなものは守らない
なので、周りに家が密集していないか、近所の人はどういう人達か、騒音は家まで届きそうか、などなど周りの様子をしっかり確認した方が僕は平和に生活できると強く思う
④賃貸契約書はしっかりと確認し、必要なものがあれば追加してもらう
フィリピンは所々にアメリカ式やスペイン式な部分が色濃く残っている
契約社会でもあるので、家を借りる時も特に長期で借りる場合は賃貸契約書、リースコントラクトを結ぶことが多い
これがなかなか厄介な場合も多く、大家によってかなり利己的な文面が多いので、署名する前によく読んで嫌なモノは嫌、追加してもらいたいことはハッキリと言った方が良い
そうでないと、後から不当に請求されたり、敷金が全然戻ってこない、罰金が沢山かさむなんてこともあるのでしっかり確認しよう
⑤しっかり確認しつつも、早目にしっかりとした回答をしよう
ドゥマゲッティは日本人にはまだあまり知られていないのですが、欧米人でリタイアして住む人は多く、案外賃貸物件が出てもすぐにうまってしまいます。
特に良さそうな物件は本当にすぐにうまってしまいますので、色々確認しながらもなるべく早目に借りたいという意思表示をしっかりとした方が良いです
そうでないと他の人に取られてしまうというのは多々あることです。
一番はお金を先に出す約束をすることです、そうすれば他の人に取られることはありません
まとめ
なかなか海外で賃貸物件探しをするというのは骨が折れる作業で、正直自分達だけで探して賃貸契約を結ぶのはリスクが高いと思います。
それでしたら先のことも考えて地元に詳しい私達に相談してみる方が時間や労力を減らせるだけでなく、全体的なコストを減らし、安全性や確実性、快適度も上げることができると思います。
海外移住において一番重要なのは暮らす家そして環境、学校(教育)などだと思うので、賃貸物件探しがうまくいけば海外移住の半分以上の要素はまず満たされると思います。
海外移住で暮らす最初の家が満足するかどうかは、その後の移住を継続する上で大きな要素になりますので、上記したことなどを確認いただき、どうしたら良いかまずはご相談ください