フィリピンにお子様の教育で移住される方が益々増えていると感じるが、いわゆる日本人などがやっている英語学校に通う親子留学とは意味合いが全く異なる
前者は海外で親子共々生活しながら、子供は現地の学校に通うのに対し、後者は生活の部分はほぼ英語学校に任せて親子でフィリピンで日本に近い便利な環境で英語を学ぶ
似ているようで全く異なり、海外移住と海外旅行ぐらいのカテゴリーの違いがあると僕は思う。
今回は前者のフィリピン教育移住のお話をさせて頂きたいのだが、一番ネックになる部分がこの英語学校に通う親子留学との違いがいまいちまだ浸透していなく、英語学校に留学の気持ちで移住される方のトラブルが未だに多いのをよく見かける
特にフィリピン移住において最も肝心なのが目標設定と継続だと僕は思う
どういうことかと言うと、移住する前からしっかりとした目標設定をして、周りに流されることなく継続していかないと、実際のフィリピン生活は様々な誘惑や横やりが多く、意志力とよっぽどの気持ちを持ち続けていないと途中で色々脱線する
「移住者の6割が移住に失敗したと言い、日本に帰国する、また残留組は目標を失いただただ居続ける、日本人としてのアイデンティティや誇りさえも失っていき、日本に帰れない無国籍人となる、、、」

これは昔からよく言われてきたことで、大袈裟だろう?っと思うかも知れないが、現地で少しでも長く住み、周りの人と接する機会がある方は、フィリピンあるあるとしてご理解いただけると思う。
正直言って親がこの、(僕は南国病と言っている)病に侵される、当然親がダラダラ居続けたら子供も付いて行かざるを得ない
皆様を怖がらせるつもりはないが、南国の様々な事柄が変化しない誘惑というのは慣れてくれば慣れてくるほど、知らず知らずのうちに取り付いていて、あっという間にガンのように脳や心や精神を蝕んでいる
これがなかなかに手強い
「来てみたら何とかなる、住み始めてからやっていけばいい、現地に行けばきっと上手くいくはず」はフィリピン移住で3大やってはいけない、心構えで
最初にしっかりとした準備と計画のもと、目標設定を行い、着実にコツコツとこなしていく、継続していかないと、文字通りどこにも行けない家族になってしまう。
僕らがフィリピン教育移住をお勧めするのは、しっかりとした目標設定を行い、目標達成までの期間コツコツと継続させることができる場合に限る
ダラダラとフィリピンに長く居続けることに僕は意味を感じない
最低2,3年は居て欲しいが、英語や国際感覚、異なった価値観を受け入れ、多様性のもと自分なりの立ち位置のようなものが身に着いたら、次の目標や移住先に移り環境を変えることをお勧めする