フィリピン総選挙の結果とこれからのドゥマゲッティ

フィリピン総選挙の結果とこれからのドゥマゲッティ
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5月9日に大統領選含むフィリピン全国総選挙が行われた

一番注目されたのは当然大統領選だったが今回の場合は副大統領選も含む異例のタッグ、独裁者マルコスの長男ボンボン大統領候補&暴君ドゥテルテ現大統領の娘サラ副大統領候補の親の七光りタッグに注目が集まった

結果は親の七光りタッグの圧勝に終わり、フィリピン異種格闘技大統領&副大統領選は終わった

それにしても20年以上も独裁政治を続け、厳戒令さえ出し国を我が物にし最終的に民衆に革命まで起こされ追い出された独裁者マルコスの長男がフィリピン大統領になるなんて驚きだ。

さらに驚きなのがそのマルコスの長男ボンボンが現ドゥテルテ大統領の考えを引き継ぐと言いその娘のサラ副大統領(現ダバオ市長)と共にタッグを組んでフィリピンを動かしていこうとはやれやれどうなることやら、相変わらず公私混同私利私欲、有名人、財界人、財閥、金持ち、フィリピンロイヤルファミリー達のアベンジャーズのような国だ

ドゥマゲッティはどうだったかと言うと

ドゥマゲッティ市長は現職の市長と同じイピ・リモロ、副市長が変りドゥマゲッティで有名な名物シルバナスを生み出したサンズリーバルの生みの親であるサガルバリア家のマイサ・サガルバリア

うちが使っていた弁護士が前回同様今回のドゥマゲッティ市議会議員にも当選した

ネグロスオリエンタル州の州知事選が今回も長年州知事を努めるディガモ氏が当選すると思われたが、現バヤワン市長のヘンリー・テベス氏が当選した。

大統領&副大統領選同様ドゥマゲッティ市長選もネグロスオリエンタル州知事選も今回は大判狂わせというよりはフィリピンの有名人、財界人、財閥、金持ち、ロイヤルファミリーなどからなるアベンジャーズ達が再び返り咲いた感じが否めない

今回は傍から眺めさせていただいたが、結果だけを見るとフィリピンの変化があまり見られなく、日本よりは若い人や女性が多い分まだまだましだと思うが、うちのフィリピン人スタッフが言うように「誰が選ばれてもあまり変らないよ、お金持ちがお金持ちになり、ロイヤルファミリーに近い人が上に上がっていくだけ」この傾向は当分の間変わらないようだ

フィリピンでは特に苗字を聞いただけでその人の階層が分かってくるが

今回の選挙の結果で得をする人がどれだけいるか?

どのファミリーに近づけば何を動かせるか?

ドゥマゲッティやネグロスオリエンタル州に関しては今回当選した州知事や市長含めだいたいのファミリーと繋がっているので、どこまでの自由度を持て、何ができるか?をコロナ明けにいろいろ試しながら動かしていきたい

暴君ドゥテルテなき後のフィリピンがどうなっていくか?

楽しみながら、したたかにドゥマゲッティライフを満喫したい

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