フィリピンコロナ最新情報ーフィリピン変異種発見後のアメとムチ

フィリピンコロナ最新情報ーフィリピン変異種発見後のアメとムチ
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フィリピンでのコロナ騒動はなかなかそう上手くはいかないようです。

ここに来てまさかのフィリピン変異種が見つかり例のごとくドゥテルテ大統領は即国境を閉鎖。今回は外国人どころかOFW(海外出稼ぎのフィリピン人)以外のフィリピン人も入れないという強硬に出てしかも4月19日までという1カ月の長期閉鎖。

さすがに今になりフィリピン人の入国は許可したみたいですが、コロナ新規感染者はまた日々増加傾向になり、1日の新規感染者が1万人を越えようとしています。

現在ほとんどの地域が一番緩いロックダウン下にありますが、この状況を受け4つの地域でバブル的な一段階高いロックダウン地域に指定しました。(バブルという言葉を使っています、泡のようにはじけやすいということなのでしょうか??)

このまま新規感染者が増え続けたらヨーロッパのようにまたロックダウンを強化しますしいろいろと制限を作っていくはずです。

フィリピンはアジア、東南アジアですが僕が長く住む感覚からしても、宗教や考え方、食べているもの、体形等からも、アジアではなく中南米の方が近くまた欧米よりですので、僕は今回のコロナも欧米や南米諸国のようにフィリピンだけアジアではなっていくと思います。

フィリピンの国の平均年齢は日本の半分以下で23,24歳ぐらいで東南アジアの中でもさらに若いし、子供も多いはずなのですがコロナの感染者数や死亡者数は低くない、世界一長いロックダウンをやりドゥテルテ大統領の迅速で強硬な封じ込めにも関わらずこれですから医療だけの問題ではなく、僕は免疫力や自然治癒力、もっと言うと食生活や身体を動かさないのもかなり原因にあると思っています。

そんな中でも日本でも他の国でも同じだと思いますが、緩めてしまったものはなかなか元に戻せなく再び封じ込めるのは人間の心理上難しく、国内に限りどんどん移動等緩くしていっています。

ドゥマゲッティーセブ間のバスの運航が再開し、フェリーも再開しました。

事前のPCR検査が必要だったりしますが、2週間の隔離はほとんどの地域で免除されてきて、提出書類も緩くなってきた模様です。

ドゥマゲッティの街では一番の交通機関であるトライシクルの運航を感染対策をしっかりした上で毎日にして以前の生活のように戻りつつあります。

現地にいる現地の人達とやりとりをしていると感覚としては以前のような能天気で明るいフィリピン人に戻った感じで「もう以前のような感じだよ、大丈夫!もうすぐ国境は開かれるさ」と相変わらず何の根拠もなく超能天気なことを言っています。

この感じを真剣に受け止めてはいけませんが、精神安定上はこの能天気さは見習いたいものです。

最後にフィリピンらしい明るいドゥマゲッティの超ローカル話題です。

ドゥマゲッティの空港の滑走路隣にシリマンビーチがありますが、そこで遊ぶ子供達をドゥマゲッティの写真家が写したものが国際的写真コンクールでファイナリストまで選ばれました。

なかなかフィリピンらしい、ドゥマゲッティらしい写真ですし、シリマンビーチはドゥマゲッティに行ったことある人なら誰もが一度は訪れたり、見かけていたり、通り過ぎている可能性が高い場所なので、懐かしさとあの刺すような太陽光と蒼い海、青い空が思い出されます。

あの無邪気で陽気で穏やかな世界に早く戻りたいです。

いつになることやらですが、そうなるまでこうして最新情報をお伝えし続けていきます。

※最新ニュースで、フィリピンの学校の対面授業が試験的に開始されるとのことです。

フィリピン中で500校、ドゥマゲッティがあるネグロスオリエンタル州では少なくとも25の学校が試験的に対面授業を開始してみるのことです。

これでうまくいけばまずは学校の対面授業がやっと再開されますね。後は入国制限緩和を待つばかりです。

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