こんにちは
フィリピン移住&多拠点生活を実践している、ドゥマゲッティコーディネーターの五十嵐 唯です
今回は、フィリピンでの銀行口座活用術、特に「高金利定期預金」と、それを多拠点生活にどう応用しているかをご紹介します。
フィリピンの銀行で支店長特権を活用する
フィリピンの銀行は、窓口での待ち時間が非常に長いことで有名です。しかし、支店長とのコネさえあれば、直接優遇を受けられるケースが多々あります
・列に並ばずに優先的に高額出金できる(2万ペソ以上で高額にみなされてしまうので、窓口に並ぶと更に時間がかかります)
・お得な金利商品の紹介を受けられる
・支店長裁量で金利がさらに上乗せされることもある
つまり、信頼関係を築くことで、銀行利用の利便性だけでなく投資効率も高められるのです。

2025年夏の最新金利|ドル8.2%・ペソ9%!
今年(2025年夏)、フィリピンのメガバンクの1つであるPNB(フィリピンナショナルバンク)の5年定期預金を支店長の友人に聞いたところ、以下のように金利が大幅アップしていました。
・米ドル建て:年利 8.2%
・フィリピンペソ建て:年利 9%
昨年はどちらも7%だったので、わずか1年で1〜2%の上昇。
この差は、長期で見れば大きなリターンとなります。
定期預金の仕組みとメリット
フィリピンの定期預金は「利息が現金で毎月分配される」のが特徴です。
・ドル口座にはドルで
・ペソ口座にはペソで
・5年間、毎月利息分が普通口座に入金
つまり、金利収入を「使いながら」資産運用できるのです。
ジョージアとの組み合わせでさらに利回りアップ
この分配されたドルを現金化し、ジョージアでラリに換えると、さらに高い金利で運用が可能です。
・ジョージアの定期預金:年利11%前後(2か月から可能、最長2年)
・増えた利息分を生活費に充当できる
・滞在していない時は再び定期預金に戻して運用
・銀行アプリでスイスイ定期預金が可能で、シュミレーションも付いていて、非常に分かりやすくクリック1つで定期預金が簡単に組めます
日本(超低金利)やスペイン(ほぼ0%)とは違い、フィリピンとジョージアを組み合わせることで、効率的に資産を増やしながら多拠点生活が可能になります。

多拠点生活と資産運用の相性
「住む国」と「お金を預ける国」「このタイミングで増やす国」を分ける発想は、多拠点生活だからこそできる戦略です。
・日本では資産がほとんど増えない(ただ安心感はある)
日本からフィリピンは送金しやすい
・フィリピンでは安定して高金利
・ジョージアではさらに攻めの運用が可能
ジョージアはユーロ口座も簡単に持て両替も楽ちんなので、スペインに繋げやすい
スペインは住むには最高の憧れの国だけど、色々高いので、ジョージアやフィリピンでお金を増やして補填する必要があります。
移住や教育、ビジネスと並行して、金融の仕組みも上手に取り入れると、より自由度の高い暮らしが実現できます。

まとめ
フィリピンの銀行高金利をベースに、ジョージアの高金利定期預金と組み合わせることで、資産は国境を越えて効率的に働いてくれます。
ドゥマゲッティを拠点にしながらも、金融的な選択肢を広げることで、多拠点生活の「経済的な安心感」と「自由度」が大きく広がります。
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