フィリピンの運転免許証の有効期限が切れてしまったので更新に行って来た。
僕が住んでいるネグロス島ドゥマゲッティ市では免許証の初期申請(フィリピン免許証を所得する際)はドゥマゲッティの市庁所、刑務所のすぐ近くのLTOで行うが、免許証の更新はロビンソンショッピングモールにあるLTOでやる。
まずは①LTOの事務所の隣にある検査所でドラッグテストと視力聴力テストを受ける
ここはそこまで混んでいなく、わりと早く終わる
名前や住所、最近薬飲んだか、24時間以内に酒飲んだかなどいろいろ記入用紙に書き込み、おばちゃまに提出、「あんたヴィサヤ語話せるのね?」とかドゥマゲッティ風和やかでおっとりとした雰囲気が流れている
次に尿テスト
男性はトイレの扉を閉めてはいけなく、おばちゃまが見守る中
しかも小さな容器一杯に尿をそのまま投入するのでなかなかのテクニックが必要になる
尿はそのままはいよっとカウンターに乗せ、若く綺麗なお姉ちゃんが無表情に回収しガラス越しに検査する。
尿検査が終わると名前を呼ばれ、ガラス越しのカウンターへ
そこで写真と指紋を取られる
次は視力と聴力テスト
さすがフィリピンでなかなかテキトウ
片方の目を覆い、左から順番にアルファベットを言っていく
どんどん文字が小さくなり下から4番目の小さな文字を最後まで言えたら、もういいわと終了した。
視力検査と同時に視力検査の人の声がしっかり聞こえたか、しっかり指示通り行動できたか、などの聴力やその他の項目のテストも実は同時にされていたらしい
視力検査はおそらく同じものをずっと使っているようなので、最近年で視力が衰えて来たうちのドライバーが抜け目なく、写真に撮ってくれ俺の免許更新の時に使うからとフィリピンらしさを見せたので思わず笑ってしまった。
(ドゥマゲッティで更新される方は参考までに)
すべて終了し、再び名前を呼ばれたらカウンターに行き料金550ペソを支払い
領収書等をもらい隣のLTOに
②LTOでブースにいるおばちゃんにテストの結果等を渡し、もらった書類をLTOの2番カウンターへ提出
これで出来上がった免許証をもらい終わり!っと思っていたらあまい、フィリピンはそんなに簡単にはいかない。
名前を呼ぶからと言われそこから待つこと30分
③ひたすら名前を呼ばれるまで待つ
30分後名前を呼ばれ再び2番カウンターに行くと
④写真を撮られ、署名をさせられる、そして再び名前呼ぶから待て
さらに20分待ち、名前を呼ばれ
⑤支払いカウンターで料金を支払う
(この時は725ペソぐらいでした)
これで終わりだー!!
っと思った人まだまだフィリピンのことがわかっていなーい
支払いカウンターでもらった書類を持ち再びブースにいるおばちゃんの所へ
これで免許発行か?このおばちゃん実はそんな重要人物だったのか?
とちょっと戸惑っていると
うすっぺらい紙を渡されそこに印鑑をボンっと押し
11月9日戻って来ての謎の言葉を残すおばちゃん
状況が判断できないので思わず聞き返してしまった、11月9日?今年の??
そう11月9日とだけそっけなく返され
何で11月9日??と疑問に思っていると
代わりにネット料金を支払いに行ってくれていたうちのドライバーと合流し、その疑問に思っている表情から察してくれたのか、11月9日に戻らないといけないんだよね?
っと彼は周りの人からその情報を集め、聞き出してくれていたようで
一言で言うと新しい免許証の素材、つまりプラスチックが今は足りないらしい(笑)
フィリピンあるあるで思わず笑ってしまったが、プラスチックぐらい用意しておけよー
720ペソも取ってるんだからーっとフィリピンの闇をここでもみた
⑥11月9日に戻って免許証を受け取る
(ただし不明、フィリピンなのでこの先また何かあるかもしれない)
こうして運転免許更新という未知なる冒険はTo be continueという形で終わった
(そう言えばこれって11月9日までこの有効期限切れの免許証はIDとしても使えないってことだよねー、まあいいかー、フィリピンだから何とかなるっしょー)