ドゥマゲッティーでスパゲッティーを食べる
そんな一見くだらない企画なのだが、そこには愛や絆や友情が詰まっている
その物語を今日は奏でよう
まずは、そもそもこの企画のはじまりは
うちの近所で雑貨屋さん(サリサリストア)を営むイッサおばさんと
今年のGWでドゥマゲッティ来訪4回目の日本人カップルの友情物語からはじまる
最初にこのカップルがドゥマゲッティに来た時にローカルな雰囲気や人をみせてあげたいとイッサおばさんを紹介し、たまたま作っていた絶品スパゲッティーをイッサが二人にくれたところから始まる。
それを機に3人は急激に仲良くなり、イッサは二人が日本に帰国する日にお土産を渡し、
その行為に感激した二人は日本から手紙とイッサやイッサの子供達、近所の人達と撮った写真を送った。
二人が毎回来るたびに日本からお土産を持って来て、イッサと会い
イッサは二人をご飯やお酒で振る舞い、帰り際にお土産と手紙を渡す
イッサは「あの二人すごく良い人達だね、次はいつ来るのかな??」から始まり
日本に一時帰国した僕に「二人に会った??元気にしてた??またドゥマゲッティに来てくれるよね?」と自分の家族のように気にかけるようになった
今では今年のGW二人が帰国する時イッサは手紙とお土産のブランデーを渡しながら
「二人は私のベストフレンド、いつまでも元気でいてね」と涙目で抱き合い
「またドゥマゲッティに来るのを待っているわ」と何回も握手やハグをした
スパゲッティ-がもたらしたドゥマゲッティーの日本人カップルとイッサおばちゃんの
友情と愛情と絆の物語
皆さん「英語が話せるから、わかるからでしょー」と思ったかもしれませんが
二人は英語ほぼわかりません
イッサと会話していても聞き返すこと、わからないので僕が最終的に通訳することが
多いです。(が、僕はできるだけ手を差し伸べないようにしています)
重要なことは言葉ではないコミュニケーション、愛情表現ができるかということだと思います。 この二人はそれができているのでイッサに伝わる
イッサも二人にできるだけ言葉ではない愛情表現やコミュニケーションをしてくれる
イッサの自分で作ったものを振る舞うことや、ものではなく気持ちを届けるお土産の双方のやりとり、手紙のやりとりも言葉ではないコミュニケーションです
いろいろなことが便利になった時代でもこういう古典的なガラパゴス的とも言われかねないコミュニケーションはなくなりません
言葉はその国々や地域でいろいろありますが、相手を思う気持ちは全世界共通です
フィリピン、ドゥマゲッティにはまだまだ粋で心温かな人々がいます
英語苦手だからなーと移住、ロングステイ、リタイア後の新しい生活など
諦めてしまっている方、安心してください
言葉は重要ではありません、相手を思う気持ち、尊敬する気持ちが重要です
それは日本人自身はあまりわかっていませんが、日本人が世界中の人々の中で最も優れている能力です