現在コロナで日本帰国中ですが引き続き相談や依頼があるのはドゥマゲッティに教育移住や留学をしたいご家族からのコロナが落ち着いた後の移住相談、フィリピン、ドゥマゲッティでのビジネスの話です。
今までドゥマゲッティに移住や留学する方々何百組の相談やサポート、実際のご案内などトータルコーディネートを行ってきて落ち着いている今でこそ見えて来る、分かってくることがあると思いいろいろまとめていこうと思います。
(現在の日本の事情や世界の実際との比較も踏まえて)
今回は一番相談を受けるケースが多い小さなお子さんとの教育移住の件です。
年齢層から言うと、だいたい2歳から9歳のお子様達と移住したい、お子さんに英語を生の海外生活を体験させたいという相談が一番多いです。
そこで小さなお子様にドゥマゲッティ移住をお勧めする理由を6項目まとめてみます。
①言語の習得が早い
これは誰もが思うことではありますが、最近話され納得する方が多いように思うのですが僕が自身の体験からそうではないと思っているのが言語を習得するのに母国語の日本語もままならないのに英語を勉強するのは早いと考えている人が多いようです。
そもそも小さなお子さんにとって英語を勉強する、しようとはほぼ思っていないと思いますし、本来言語とはそういうものではないと僕は思います。
自然に身体的に覚える、身に着けていくと言う方が小さなお子さんにとっては自然で、僕もそのように言語を身に着けてきました(現在8か国語話せます)
日本語がまだしっかりしていない状態でも英語を身に着けることは方法やプロセスは同じことですので同時に、現在進行形で覚えていきます。
複数の言語を同時に覚えたり、話したとしてもそれは頭で考えたり切り替えたりしているのとは異なり、例えて言うなら異なったスポーツを同時に行うような感じでルールは違えど自分の身体を使い目的は同じような感じです
スポーツの目的は相手よりもたくさん点を採ったりし他者に勝つこと
言語は他者に通じる言語を操り他者とのコミニケーション、意志疎通です。
さらに言語は研究からも僕の経験からも覚えれば覚えるほど脳の言語習得力が応用を続け枝がどんどん別れていくように多言語習得能力はどんどん向上していきます。
またその成功体験や頭の使い方は多分野でも活かしていけるので僕は海外をお勧めする一つの理由としてそこの環境に身を置いているだけで多言語が自然と身に着けられる環境に身を置けると言うことです。
ドゥマゲッティの場合は英語、ヴィサヤ語、タガログ語が普通に話されていますし、現地の主要語ヴィサヤ語の中にはスペイン語がかなり混じっていますし、マレー語やインドネシア語も混じっています。
本人さえ面白いと感じられ積極的に取り組むことができれば同時にいろいろな言語を身に着けるのは容易です。
僕自身もそうだし、今まで見てきた特に小さなお子さんはドゥマゲッティにいながら日本語、英語、ヴィサヤ語を身に着けています。
くどいようですが、これは頭で考えることではなく身体で身に着けることです。
②環境適応力が高い
「うちの子供フィリピンに慣れるかしら?病気とか大丈夫かしら?言葉が通じない環境で子供が不安です」よく相談されますが、お子様は大丈夫です。
今まで何百組も移住させていますがお子さんは問題ないです、それは最初のうちは病気にかかる方もいます、ただそれはその環境に慣れようとする身体の好転反応だったり、免疫反応です。
お子さんは大丈夫ですが私が心配なのは実は親御さんです。
頭で決めつけてしまうと大丈夫なものも大丈夫ではなくなります、子供は親の背中を見ています親御さんが大丈夫であるなら当然お子さんも大丈夫です。
日本というのはダントツ世界一綺麗すぎるぐらい綺麗です
そこからドゥマゲッティに来られたらそりゃー体調を崩したり、異変は出てきますそれが普通です。人間の身体は素晴らしく緻密にできていますその異変にも対応していきます。
ただ個人差があり時間差もあります。
小さなお子さんのうちにこういう異なった環境を経験させていくとその後の長い人生においてもそういう異なった環境に適応、合わせやすくなってきます。
心も身体もそれを経験すればするほど強くなっていきます。
今は日本国内ですら異常気象で大変なことになっています。
今まで通りの身体では頭では国内ですら対応が難しくなっているわけです。
③多様性、異なった価値観が受け入れやすい
よく多様性ダイバーシティや異なった価値観に触れるという言葉を日本でも聞かれるようになりましたが正直これを真に理解、体験しようと思ったら国内では難しいと思います。
何故ならやはり単一民族で島国な日本ではそういう環境に触れることは難しく、日本に来ている外国人ですら日本に相当合わせているからです。
また海外生活が長い僕も含めて日本人も日本に帰って来たら日本のやり方に合しています。
それほど日本の価値観というのは実は強く、よく日本の常識は世界の非常識という言葉も聞こえてきますがなかなかそれを真に理解するのは国内に居続けたら難しいし、その常識に縛られて皆さん生きていることがほとんどじゃないかなと僕は感じます。
まだ価値観や偏見が固まっていない小さなうちに海外に出た方がその点異なったものを受け入れやすいと思います。
当たり前ではありますがどうしても基本、自分のベースに戻ってしまうのでそれが日本で長ければ長いほどその世界の非常識である常識がベースになっているものはなかなか拭い取るのは難しくなります。
僕自身小学校低学年の時から海外に1か月単位で連れて行ってもらう機会があったのでわりと自由な発想や異なった価値観、多様性にも合わせていけてるのだと思います。
(8歳か9歳の時ですが、それでも今思うともう少し早い方が良かったと感じます)
④吸収力が高い
上記もしましたが、小さいうちの方がいろいろ凝り固まっていない分素直にすっと入ってくる余地が多くいろいろなことを吸収できると思います。
ただ昨今のお子様を見ていると小さなうちから過度なしつけや学校、保育園や幼稚園での軍隊的な集団教育、特に都会ではうちの子供もそうでしたが先生や園や学校が少ない分もあり先生、園、学校、国都合の教育があり管理しやすいようにクレームを受けないようなみんな同じ大人の言うことをただただ考えもなしに聞かせる教育でお子さんがやけに大人しくかつ頭でっかちになっていると感じます。
これでは周りの環境を見ることも感じることもできずにただただ周りの顔色を伺うだけになってしまいますので、一人一人の個性を尊重し、自由に遊べる、小さなことは気にしない大らかな大きな世界で学べるドゥマゲッティの学校で本来の姿を取り戻してもらいたいなと僕は思ってしまいます。
吸収力が高いうちに失敗も含めて大きく幅広く吸収していった方が良いと僕は思います。
それを周りからおさえつけられてしまったらどうなっていくのかはだんだんと日本の特に今の若者を見ればわかりますが歪になって問題になっていっていると思います。
⑤子供が伸び伸びと遊べる、生活できる
ドゥマゲッティでは基本的に子供は子供同士で遊び親がむやみに介入してきたり、周りの大人が余計なことを言ったり、禁止事やルールがそこまであるわけではありません。
あれしちゃいけない、これはダメだ、周りからクレームが出るから辞めさせられちゃうなどは周りの大人達が見てないようで見ているし大らかで穏やかなので基本は子供に任せています。
滅多なことがない限り怒ったり、学校でも何から何まで注意することがなく基本的には自由で子供達の個性を尊重し伸び伸びと育てる、遊ばせるというのが暗黙の了解でフィリピン社会にはあるようです。
当然怪我をしたり危ない目にあうことはありますがそうやって子供は覚えていくものですし、学んでいくものだと思います。
日本の都会は特に禁止事項が多く周りの冷たい目が無言のプレッシャーのようにあるので私の小さい時ですらそれを感じていたので今の子供達はもっとそれを感じていると思います。
何だか狭い世界にがんじがらめに押し入れられている感は僕は大人になっても東京に戻ると感じ居心地が悪くて何だか息苦しい感じが抜けません。
無言のプレッシャーが不思議なことにドゥマゲッティに来るとふっと抜けるのでより敏感な子供達にはそれがすぐにわかりいろいろな所で駆け回り遊んでいる姿を見かけます。
ドゥマゲッティと日本どっちが良い?と聞くと理由は答えられないけどドゥマゲッティ!と答えるお子さんが多いのも納得できます。
⑥世界最高峰の海の美しさ、多種多様な自然環境の中で遊べる
皆さん意外に忘れているのがドゥマゲッティと言えば昔からダイビング、海。
しかも世界最高峰の綺麗で生物多様性を誇る海で有名な場所です。
またインフラが整っていなかったのであまり有名ではありませんが世界60か国を周ってきた僕がいろいろ周って感じたのが海以外の自然も素晴らしく多種多様な自然環境がありどれも素晴らしいものがあります。
火山の島なので当然温泉もありますし、何百を超える洞窟群、湖、滝、川、山などなど週末遊びに行けますし、リゾート地でもありますのでプールやリゾートホテルも数多くあります。
海は図鑑などに載っている世界中の海洋生物の実に8割以上がドゥマゲッティエリアにいて世界一の多様性を誇っています、山もここにしかいない固有種の蝶やイグアナのようなトカゲをはじめ生物多様性があり環境保護地域や多くの自然を有しています。
その素晴らしい環境や施設が実は多くありますのでフィリピンローカル価格でお子様も十分楽しむことができます。
言語もそうですが自然環境や自然系のアクティビティをやるにも小さいうちからの方がすんなり入れたりします。
プロとしてダイビングや自然系アクティビティのインストラクターを20年以上していますが、小さい時から経験している方がすんなり入っていけ上達も早いですし、また自然の中で身体を動かすというのは机上でやる勉強とバランス良く行えれば何倍もの相乗効果になります。
学ぶのは学校だけでなく、大自然の中でも多くのことが体験と共に学べますので是非学んでもらいたいです。
まとめ
このように小さなお子様とのドゥマゲッティ移住、ドゥマゲッティ留学はまだ固定概念や偏見が固まり過ぎていないうちに英語をはじめその国の文化や慣習、ドゥマゲッティの様々な自然、様々な価値観にもすぐに適応でき頭で考え過ぎない身体で体験できるうちの小さいうちが良いかもしれないと僕は思っています。
どちらにしても移住や留学が失敗だ、もう嫌だ日本に帰りたいと決めてしまうのは自分自身ですのでここどこか良くわかっていないけど面白い、居心地が良い、周りの目が温かいとドゥマゲッティに来るお子さんは感じているようです。
子供が走り回り時に大声を出してしまってもドゥマゲッティの人はほぼ気にしません。
それどころか笑顔で近づいて来て何か一発芸をやってくれたり、優しく話かけてくれます。
今日本各地で無料相談を受ける中で特に小さなお子さんを連れて行く不安の一つに日本の特に都会では周りの冷たい視線、白い目が気になるようで小さな子供産んでしまい申し訳ありませんのような感覚になるそうです。
しかし一度でもフィリピン特にドゥマゲッティに行った経験がある方は温かい目で見てくれ、さらに子供を笑わせてくれたり、スーパーや公共施設で優先的にみんな譲ってくれたり、ちょっと困っているといろいろ親切に教えてくれたりするので日本とのギャップにびっくりされるようです。
ただそういうことは当たり前で、社会や街みんなで子供を育てていく
これが健全な地域自治体、社会ではないでしょうか?
ドゥマゲッティ移住、留学は小さなお子さん連れでも大丈夫です、むしろ街の人が良くしてくれ、お子さんにとっても様々な利点があります。