ドゥマゲッティコーディネーター事業をやり始めて今年で10年目を迎えるが、25年間海外でダイビングのプロとして働いてきてから受け継いできた信念(ポリシー)がある
その1つが「何でもやるが本当の優しさではない」で、ダイビングも移住も留学も、ビジネスもやるのは自分自身、僕が手取り足取り何でもかんでもやってしまっては自立(自活)できなくなる。
本当の意味での自己責任を育て、自立(自活)できないと、海外で弱い立場にある外国人、ダイビングの場合は地上人?は何かあった時に対処できなくなり自滅してしまう
「自分達のことは自分達でできるように導く」これが本当のコーディネーターの仕事だと思う
なので心を鬼にして、時にはスパルタとか、冷たいとか言われようとも「余計な手出しはしない、自分で考えさせ動けるように信念を貫き導く」(子供であろうとも、大人であろうとも)
下見ツアーに参加してくださった方のアンケートにもありましたが
> 限られた時間の中でも丁寧に「魚の釣り方を教わった」と感じています。
お金を払えばなんでもやってくれるツアーもあると思いますが、
その後自分たちでできるようにならないと意味がないので、とても大切なことだなと思いました。

「距離感やタイミング」などが大切で、「何でも手助けする、サポートする」方が実はやる方が楽だし、満足感があるので、助ける方も感謝され、自己満足に浸れるが、サポートした人がいなくなった後に自分達でできるようにならないと意味がないので、それは本当の優しさと言えるだろうか?
コーディネーターとして先を見越して、サポートした人達が移住したその先の人生まで考える、お子さんが大きくなり、この時の経験が将来どう活かしていけるのか、まで見越す
1年、2年ではなかなか移住経験や、海外経験は活かせないし、分かりやすく表に出てきたりもしない。
10年後、20年後かもしれない
その時にあの時言われたこと、あの時導いてもらった本当の意図が分かれば良い
自分自身が10代から海外で働いてきて、日本に戻って大変苦労した経験もあり、また現在進行形で子供も含め試行錯誤中だということもあるが、すぐには見えない本当の優しさ、その人それぞれの今と未来に寄り添ったサポートというのを追い求めている
正解はないが、実体験と何十年闘ってきた実績はある