3月1日からセブ島へワクチン未接種者でも入国可能になったが実際にはどうなのか?

3月1日からセブ島へワクチン未接種者でも入国可能になったが実際にはどうなのか?
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2022年3月1日からセブ島へワクチン未接種者でも入国可能になったというニュースがだいぶ前に流れた。

セブ州の州知事の独断の処置で観光産業の復興をかけた策のようで、セブ州のみにとりあえず認められているらしい

しかし本当はどうなのか?日本語で検索してもこの情報に関して全く出てこない

ガセネタかと一時疑ったがちゃんとセブ観光局やフィリピン観光省のサイトに載っている

いち早くリスクがない状態でセブやヴィサヤ地域(ドゥマゲッティ)に行きたい僕としてもこの情報をまとめてみようと思います。

まず、ワクチン未接種者でもセブの空港から入国できる条件がさすがフィリピンなかなかに厳しい。

(ヨーロッパの国々での入国規制緩和に慣れている僕としてはバカバカしいと感じてしまう)

ワクチン未接種者のセブ島からの入国条件

Unvaccinated international travelers entering Cebu must present a negative RT-PCR test taken within 48 hours prior to departure from country of origin, undergo swabbing upon arrival, and stay in an accredited facility until the release of another negative RT-PCR test result with sample to be taken on the fifth day of quarantine. Those who test positive will be moved to an isolation facility.

ワクチン未接種の旅行者でセブから入国する人は出発前48時間以内に受けたPCRテストの陰性証明書を持参しなければならない(大概何処の国でも72時間以内だが48時間以内、まあここまでは問題ない)

②空港到着時にPCR検査がある(しかもスワブと書いてあるから鼻に突っ込むやり方だと思います

そして、③承認された施設で隔離5日目に再度行われるPCRテストの結果を待たないといけない。(またかよー!この承認された施設っていうのもフィリピン好き、賄賂が絡みやすいし)

これらのPCRテストで陽性だった場合は隔離施設に移送されます。

The order also “strongly encouraged” unvaccinated foreigners to get inoculated during their stay in the province with the single dose Janssen vaccine to be made available to them by the Department of Health.

この規則はまたワクチン未接種者の外国人に対してセブ州の保健省でヤンセン社のワクチン接種を受けられることを強く勧めます

(親切にありがとうございますが、私は結構です(笑))

セブ州全土の入州規制や市ごとの入市規制まである

どうでしょうか?コロナ禍でヨーロッパの国々を渡り歩いていますがこのセブの入国条件はかなり厳しく、結局は隔離あるじゃんとか、ここまで来てワクチン打ってない人に対して失礼じゃんと思うのですが、そこがフィリピンかなとも思います。

また、これは入国条件であってセブに入ってからも様々な規則があるようです。

(私はこの時点でまだ行く時期ではないなと感じています)

まずセブと一口に言っても空港があるマクタン島、橋を渡って辿り着くマンダウエ市そしてフィリピン第二の都会セブシティなどがあり、その街ごとに規則が若干違うようなのでこれもまた厄介です。

そしてまたセブ自体がドゥマゲッティがあるネグロスオリエンタル州と同じで今のところまだコロナ警戒レベル2だということもお忘れなく

つまりお店や観光施設などの入場制限がまだあります。

屋内の施設はキャパの50%まで、屋外の施設はキャパの70%まででワクチン接種者のみと観光省のページにも書いてあります。

セブ州全土のコロナ規制ガイドライン

入州に必要なもの

ワクチン未接種者は健康診断書が必要

しかも18歳以下の旅行者はセブ州に入れない

(なんのこっちゃーー!家族旅行でも教育移住でも家族留学でもダメじゃないかーーー!!)

セブ市に入るのに必要なもの

72時間以内に受けたPCRの陰性証明書、または48時間以内の抗体テストまたは48時間以内の唾液テストの陰性証明書(保健省の承認がある施設で受けたものに限る)

承認を受けたSパス

マンダウエ市に入るのに必要なもの

PCRか抗体テストの陰性証明書

15歳以下と65歳以上の人、妊娠中の女性、免疫不全、合併症やその他の健康リスクを抱えている人達は身元の証明書か不要不急の旅行だということを証明するものをPCRか抗体テストの陰性証明書と共に必要

ラプラプ市に入るのに必要なもの

18歳以下の人以外の全ての旅行者は自由に入れます

ワクチン接種者はワクチン証明をアプリと共に持っていることをお勧めします。

まとめ

2022年3月1日から2年ぶりにワクチン未接種者の旅行者も含めて入国可能になったセブ島ですが上記したようにさすがフィリピンとでも言うべき、なかなかに面倒でなかなかに厳しい条件がまだ続いています。(基本的には空港のあるマクタン島、ラプラプ市にいて欲しいようです)

正直な所このような状態でかつ対面授業再開もまだ試験的にいくつかの学校のみでしか始まっていないので、まだフィリピンに教育移住したり、留学に出かけられる時期ではないと思います。

コロナ初期と全然変わっていないのが高齢者と18歳もしくは15歳以下に何故か厳しいこと

子供にだけはどの国も規制を緩和したり、規制がない国が多いのですが何故かフィリピンは子供とお年寄りに厳しい国です。(日本も子供に厳しい国です)

それでもどうしてもフィリピンに移住したい、留学したいという方々、現在サポートを実際に行っている最中でもありますのでまずはご相談ください。

リスクを十分知ったうえでそれでも行きたいという方々には全力でサポートいたします。

私達はまだ行きませんが現地にスタッフがいますし、オンラインでサポートや同時通訳、翻訳などもできますし、リモートでも様々な方法やコネなどを駆使してお助けできます。

入国は可能です、あとはいつの時期に行くかを選んでいきましょう

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