ドゥマゲッティの日本食食べ放題

ドゥマゲッティの日本食食べ放題
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正直言ってあまり美味しいものではないので敢えてここでは触れないようにしていたが、日本食と思わなければ他の料理よりもわりとヘルシーだし選べばさっぱりしたものもあるので、何年かぶりに三船の日本食食べ放題ブッフェに行ってきた。

何と言っても料金が魅力的でこれだけのものを333ペソで食べ放題なのでこの激安感を目指して久しぶりに行ってみた。

ここで一番人気なのはフィリピン人にはエビの天ぷら(もどき)

日本人には黒澤さんが作る納豆巻きやアジの寿司

こんな激安食べ放題なのに何と日本人を呼び、しかも家で作って来た自家製納豆やアジを軽く酢じめにしたものなどを置いている

毎週火曜日と土曜日の食べ放題ブッフェの日は毎回この黒澤さんがいて、自らお店で料理を作っている

本当に元が取れているのか?と不思議になるくらいの素人目からみてもなかなか椀飯振舞なブッフェ

たいがい来るのはフィリピン人が多く、欧米系の人もフィリピン人に連れられてか家族としてちらほら、日本人は今回はゼロだった。

なので必然的に上記したようにエビの天ぷらもどきがすぐになくなる、大量に来たと思うと、マナーなど特になく一人で大量に持って行く輩が多い。

天ぷらとかの料理技術うんぬんよりはエビ自体が日本よりも美味しいので食べてみる価値はあるかもしれない。(冷凍ではなく生を使っていることが多いので)

食べ放題で出て来るものは、お好み焼き、串カツ、天ぷら、トンカツ、唐揚げ、巻物いろいろ、マグロ寿司、アジ寿司、味噌汁、野菜炒め、厚揚げ、春雨炒め、刺身、などなどで味はともかく、種類が多く、333ペソにしては豪華

フィリピン人はドカッと食べてドドっと帰ってしまうが、少々騒がしくはあるが、酒のあてにブッフェをつまみながらチビリチビリと飲むのもオツである。

全然日本に帰国していなく、本当に日本食が恋しくなり我慢できなくなった時や、長期の留学中にたまには日本食食べたいとなった時に日本人はこの食べ放題を利用するらしい。

ドゥマゲッティで長いことやっている唯一の和食店なのでもう日本食とか和食とか云々とかそういうのはひとまず置いておいて、ドゥマゲッティの和食っぽい料理屋として一つの文化であり、火曜日と土曜日はみんなの楽しみになっているので良しとしよう。

イタリアンや中華が様々な国でその国ごとに独自な料理として定着しているように、和食も今後どんどん独自化が進んで行くと思う。

食す側は日本にある和食と思ってはいけない、フィリピンの和食なのだと思い丁寧に頂戴し良いところだけ見ればいいのかなと思う。

いつか本当に美味しい和食をこの街に広めたいという野望はあるが、今は和食の和を尊重し、ドゥマゲッティと日本を和食という友好の輪で繋げ、和食を食べている時はみんな平和な気持ちになってもらいたい。

人と人を繋げる和(輪)の食

 

 

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