世界3大投資家ジムロジャーズ「日本人は海外に移住するしかない」を読んで

世界3大投資家ジムロジャーズ「日本人は海外に移住するしかない」を読んで
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世界3大投資家の一人と言われているジムロジャーズ氏は賛否両論あり日本のネット上ではあまり好ましく思われていないようだが、ここまでの成功を収めたのだから何かしら学べることは多くあると思うし、僕自身20代前半からある日本の経営者に勧められずっと本や雑誌などで彼の考え方や発言を追ってきた。

3年前からジムロジャーズ氏は「私が今10歳の日本人だったら海外に出る、この国を去る選択を選ぶだろう」と発言していて、それが去年や今年もやはり発言は変わらず私が10代の日本人だったら日本を出る、「日本の若者よ海外に出なさい」と未だに言い続けている。

国の多額の借金、それなのに増税しアベノミクスを未だに引き続き、全く見当違いの国を破壊する政策をやり続け、その見通しも深い意図すらも見えなく、未来は暗いことしか明らかではない。

大幅な歳出削減、少子化対策、即急な移民受け入れを行わないと日本はこのまま衰退し続け日本という国自体がなくなり、日本語を話す日本人もこの地球上から姿を消してしまうとまで言っています。

僕はこれは決して大袈裟な話ではなくこのままこれが続くならむしろこのシナリオは必然であり、誰でも予想がつくこと、現に特に多くの若者はこれに気づいているはずです。

今更始まったことではないのですが、この流れを何とか食い止めるしか日本生存の道はなく、奇しくもその生存への道の最有力に上がっている道は日本を出ることだと僕は思います。

「日本を出てしまったら日本のことを救えないではないか??」と思われる方がいるかもしれませんが、僕は海外や日本での生活経験上から「日本の外に出るからわかることや、見えること、そして日本の外にいるからこそできる日本の問題解決」は結構あると思います。

(逆に日本にいるからできる世界の問題解決も多くあると思います)

日本がどんどん衰退していく、人口が1億人を下回り仕事もチャンスも減り続けていく、人々のやる気、気力が萎えていく、想像しただけでネガティブになりそうですが、この先何が起こるかわからない世界においてより自ら自分が住む世界を構築していけば良いと思います。

自分が選べる選択肢を増やしていき、お子さんの未来の選択肢も増やしていってあげる。

そのためには衰退し続ける日本に居続けるのではなく、海外に出て様々なことを学びより多くの選択肢を自ら得て日本に再び帰ってくるのもありですし、またそこから別の世界に行くのもありです。

日本という一択で何とかなっていた時代は終わり、小さな島国を出てより広い世界に出て行かないとより良い人生は得られない時代になったと思えれば良いと思います。

日本を捨てるわけではなく、日本をより深く理解する、より良くするために外に出て行く、日本国内にいても外からの人を入れないと、人口減少分を補わないと日本自身が成り立ちません。

そのためにはまず海外に出て学ぶという選択肢はおのずと自然なことだと僕は思います。

日本の未来はどうなっていくのか?コロナはこの先どうなるのか?これは渦中にいる今は誰にもわからないことですが、冷静にあくまでも慎重に分析すればすでにだいたいのことはわかるのではないかと思います。

様々な各方面からの視点、様々な異なった価値観を理解すること、多様性を受け入れ理解しそれを身に着け自分の武器にすることなどはこれからたとえ日本国内に居続けても必要とされることなはずです。

これらを身に着けるには海外に出て生活してみる、学んでみる、働いてみるしかなかなか身に着けられないことです。日本人が日本にいては最も身につけ難い要素です

ジムロジャーズ氏は何も日本人に恐怖を与えようとして発言しているわけではなく、むしろ日本のことが好きでその好きな日本がこのまま衰退していくこと、多くの友人がいる日本を何とか救いたいと思い少々手厳しい発言をされたのだと思います。

彼が言うことは絵空事ではなく、むしろ事実で私達日本人はこれを受け入れそして彼の期待以上により良い日本にならないといけないと思います。

ジムロジャーズ氏が言っていることが間違っていて、本当に非難したいならむしろ彼が言うような日本にならずに彼を見返してやる日本にすれば良いはずです。

そのためにも一番の近道は彼が言うように「日本の特に若者は一度日本を出て生活してみなさい」だと僕は思います。

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