フィリピン教育移住(現地校留学)と英語学校(語学学校)留学とは全く違う

フィリピン教育移住(現地校留学)と英語学校(語学学校)留学とは全く違う
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フィリピンのことを調べると英語学校のスタッフやエージェントの方からの情報がやたら多いが、正直実際のフィリピン教育移住や現地校留学とはかけ離れた情報が多く全く別物と考えた方が良い

移住は生活であり、旅の延長線上のような英語学校留学とは全く別物

旅に敢えて例えても、教育移住は家族での個人旅行で、英語留学は何でも込み込みのパッケージツアーのようなもの

個人旅行とパッケージツアー、海外生活と海外旅行では目的地が同じでもそれに必要な情報が全く異なるのはご理解いただけるでしょうか?

英語留学はそのビジネスモデルからもパッケージ化することにより顧客の囲い込みを行い、英語を教えるだけでなく複数の要素からの収入源を得ている

そのため便利ではあるのだが宿泊、食事、学ぶ環境、移動など全てを英語学校に依存しその国、その街にいる感じはほとんどしない

大概において一緒に学ぶ、もしくは同じ学校にいるのは日本人のみもしくはいても、韓国、台湾、中国、たまーにロシアやスペインなど英語が話せない国の人々である

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フィリピン教育移住(現地校留学)の場合は、フィリピンの中の住みたい街を自ら選び、

その街で子供を通わせたい学校を選び、その学校に通うのに便利な住居を選び、生活の基盤を自分達で築いていかなくてはならない

なかなかに大変ではあるが、本来海外生活とはそういうもので国内移住や引っ越しでも同じことが言えると思う

事前の準備や計画が重要でそこも含め乗り越えることにより海外移住はスタートし、継続していくことにより経験値を得ていくのだと思う

英語学校留学に比べたら自分達で行う労力や費やす時間、リスクなどが多い分費用はぐっと抑えられ、自分で選んだ街の一つの住人として住み着くことにより経験や自信が付いていく(自分達で何でもかんでもやるのは最初のうちは様々な面でリスキーだし、非効率的なので、僕らのような移住コーディネーターを賢く利用していただくことをお勧めしています)

子供は街の私立やインター校に通い、一緒に学ぶのは地元のフィリピン人かその街に住む外国人、授業は英語で行われているのでみんな英語を理解し、共通言語は英語になる。

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英語をただただ勉強するなら英語学校でも事は済むが、「フィリピンに住みながら英語を通して海外経験を積みたい」なら教育移住、現地校留学でないと厳しいと思う。

英語学校はその学校の経営陣の社会になりがちで、日本人経営なら日本社会がどうしても全面に出てしまう。その日本社会独特の人間関係でトラブルになったり問題を抱えて逃げ出した人を多く知っている

視点が日本社会目線からのフィリピンになるのでどうしても隔たりや距離感が遠い

良い意味でも悪い意味でも教育移住、現地校留学はフィリピンと向き合わないといけない。フィリピンに住まわせていただいているという感覚でないと後々辛くなってくるし、同じ目線、視点を合わせられないと違和感がどんどん広がってくる。

「フィリピンに生活し続け、英語を通して(英語をツールとして)子供も大人も海外経験や様々なことを学ぶ」が教育移住であり現地校留学なので、「フィリピンにある日本人村で日本人住民達がフィリピン人の先生から英語を学ぶ」英語学校留学とは全く別物、そこから得れられる情報も異なる視点からのものだということをご理解いただけたでしょうか??

まずはのきっかけや、フィリピン教育移住のスタートとしてのフィリピン英語学校留学はお勧めしますが、うちに相談に来られる方々がおっしゃっていただける「海外経験を積みたい、子供の将来のためにも海外感覚を、多様性や異なった価値観の教育を受けさせたい」と言う方には長期の英語学校留学はお勧めできません。(全く別物です)

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