ドゥマゲッティの新たな韓国料理店

ドゥマゲッティの新たな韓国料理店
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ドゥマゲッティに新たな韓国料理店ができた。
それも最も良く最も高い立地にできた超強気の韓国料理店
海沿いのブリーバード沿いの元メキシコ風レストランがあったところ、ブリーバードの一番港よりの好立地にできた。
ドゥマゲッティではかなり家賃が高い方なのでしばらくの間借り手がいなく、ここを狙うのはどんなお店か?っとずっと気になっていたが最近のフィリピンの韓国ブームに乗ってか強気に出てきたのでなかなか見ごたえがあるお店だ。
どうやらセブにもお店があるらしく、セブに比べれば家賃は安く人が集まる立地だと考えているようだ。今後どうなることか?
セブで成功してドゥマゲッティで失敗も多いし、そもそもドゥマゲッティの飲食店で外国人が成功しているケースが少ないのですごく勉強になるので楽しみだ。

このお店を訪れたのはオープンして間もないかオープン日
風船が飾ってあって従業員も多くまだ6時なのに次から次へと客が入って来て満席状態だった。
珍しく韓国人の客が多く、白人客も目立った。ドゥマゲッティに住んでいる外国人が僕のように新しくオープンしたお店なので最初のチェックに来たのかもしれない。
ドゥマゲッティはオープン当初は滅茶苦茶人が来る、フィリピン人も新しもの好きだし、本当に良いお店を探しているようだ。
しかしそれに甘えてはいけない。最初来るは来るがその後がなかなか続かない。

内装も韓国風にしていて、簡素ながら雰囲気も良いし、食器類も韓国風に統一している
従業員の制服までその雰囲気に合せているが何故音楽は他の店と同じで最近のアメリカのポピュラーミュージックなのか?それに音が大きすぎるのでいろいろ邪魔する。
フィリピン人がターゲットだからなのか?ソバンやフィッシュのように韓国の音楽の方が僕は良いように思う。

料金はソバンぐらいかメニューによってはもっと高く、例えば牛肉のユッケや鍋みたいなのは700ペソ以上でかなり強気な値段設定
メニューはバリエーションが豊富でスタンダードな韓国料理からちょっとマニアックなのまで揃っていて何回か通ってお気に入りを探したくなる。
今回はスンドゥブとトッポギや韓国おでんの煮込みみたいなのを頼んだがソバンなどはだいたい同じようなダシで同じような系統のものは同じ味がするがここはスンドゥブのダシ?が今までに韓国料理で食べたことがない味でなかなか美味しかった。
前菜で出てくるキムチもまた違う味だったので、ちょっと本格的にやっている感がある。
アミからのダシやトマトみたいな風味のダシが加わりアジのバリエーションも豊富なので他のメニューも試してみたくなる。
味の深みがある韓国料理店にドゥマゲッティでは出会ったことがなかったのでここは今のところ期待できる。

在日のお客さんが来た時にソバンは美味しいが韓国で言うチェーン店のような味と言っていたのに納得したが、ここはそれ以上の味だと僕は思う。

前菜のバリエーションが少ない、料金が少し高い、音楽が何故か洋楽でうるさいのは少し気になるが肝心の味や他も試してみたくなる期待感、次につながる感があるので通えるお店ができたことには満足している
それにしてもメニューそれぞれで辛いか辛くしないかなど選べるし、全体的にフィリピン風に合わせている部分もあるので上手くフィリピンに合せられている所なんかさすがだなと思う。
日本食はもっと複雑なので難しい部分はあるがこの柔軟性やどこのポイントで合せるかや妥協点などを見つける眼力のようなものは日本人より韓国人の方が優れているかと思う。
サムソンしかりそういう所を学んでいかないといけないかと感じた。
フィリピンの食のスタンダードは低く、料理ができない、舌が馬鹿な人が多い中よくぞここまで韓国料理を教えたなというのは敬意を送りたい。
他の料理でもいいのでフィリピン人に勉強していただきフィリピン自体の食や料理のスタンダードを上げていきたい。
そうすればいつかはフィリピン料理自体も美味しくなっていくことを僕は期待したい。

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