フィリピンで初めて世界基準の認定を受けたオーガニックマンゴーが
ここネグロスオリエンタル州でできようとしている。
ドイツをベースに置くインターナショナルオーガニック認定団体(企業)CERES(日本のJASとも繋がっている)の認可を現在取得中でこれが取得できればフィリピン初のオーガニックマンゴーとして認められる
その噂を聞き、今回ネグロスオリエンタル州オーガニックマンゴー組合を訪問してきた
今年中にはオーガニック認定がおりるという話だが、すでに47の農家、6000本のドライマンゴーの木、合計4000ヘクタールの土地でオーガニックマンゴーがすでにできていて、安全を見積もっても年間40トンほどの収穫量がある
ネグロスオリエンタル州オーガニックマンゴー組合の事務所にアポなしでいきなり飛び込んだのだが、快く受け入れてくれ、熱心にいろいろなことを話してくれた。
こっちの提案や話をメモを取って熱心に聞くところはフィリピンの会社や政府系の団体には滅多にないことなので、なかなかやる気があるのだなと感心した。
彼らの組合が提携している農家メンバーの一人に僕の友人でもあり、ブログにも何度か書いたナチュラリーネグロスの代表であるドーグがいることにも驚き
また素直に外国人も受け入れ、その意見を取り入れているようなので好感が持てる団体だ
自分達の知識や技術に固執することなく広く他の意見や外国人などの様々な意見を聞き、みんなでネグロスオリエンタル州を盛り上げていこうという姿勢が良くみえる
http://journey-dumaguete.com/blog/naturallynegros2/
これからネグロスの特産物となるオーガニックマンゴーとすでに特産物でありオーガニック認証もすでに受けているオーガニックマスコバド糖を組み合わせたマンゴーマーマレードやジャムなどの試作品もすでに作っている。
また様々なオーガニックマンゴーを使ったヘルシーな商品も試作中でなかなか期待が持てる。
3か月前に閉鎖してしまったが、このオーガニックマンゴーが世界基準に認定されれば再び工場を再開するというネグロスオリエンタル州にあるドライフルーツ工場もあるので
オーガニックドライマンゴーもネグロスから発信できる。
今までフィリピンは7700以上の島々があるのにほぼそれぞれの島の特産物などなく、商品開発もしてこなかった。
どこの島に行こうがほぼ同じものがあり、特徴が全くと言ってよいほどなかった。
フィリピンにもお土産の文化はがっつりあるのだが、みんな同じようなものやアイラブ何とか島や何とかの街Tシャツばかりでお土産買うのに大変困る
しかし、こういうやる気のある小さな団体から若い人から少しづつ変わろうとする動きが出ている。
観光資源が豊富で観光客も移住者もリタイアする人もだんだん増えて来たネグロスオリエンタル州にこれから頑張っていってもらいたい
ネグロスオリエンタルといえば観光と砂糖とオーガニックマンゴー
観光も農業もこれからジャーニーが大きく関わっていく事業なのでネグロスオリエンタル州全体を盛り上げていくためにも一緒に力を合わせて頑張っていきたい
ネグロスの夜明けぜよ、共に歩んでいこうぞー