「フィリピン=格安で英語を学べる場所」
そんなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
それは事実ですが、フィリピンに26年間行き来し、現在はジョージア、スペイン、日本、そしてフィリピンの4拠点生活を送る僕から見ると、英語「だけ」を目的にするのは非常にもったいないと感じます。
フィリピンでの生活や学びは、その後の欧州・他国への移住やグローバルな活躍を見据えた「世界で生き抜くための最高の土台」になります。
今回は、10代の時からフィリピンで経験を積ませていただいた僕が、英語学習のさらに先にある「フィリピンで学ぶべき5つの教養」について解説します。
1.西欧社会のOS「キリスト教(カトリック)」の理解
僕が現在、拠点の一つであるスペインに身を置きながら「もっと深く学んでおけばよかった」と痛感しているのが宗教のことです。
世界標準の教養: 欧米社会の芸術、文化、価値観の根底にはキリスト教があります。
フィリピンの特性: 国民の9割以上がキリスト教徒であり、その8割ほどがカトリック信者です、赤ちゃんの時からその価値観が身についています。
「なぜ彼らはそう考えるのか?」という根本的な思考回路を知ることは、将来欧米はじめ世界へ進出する際に欠かせない「教養」となります。
フィリピンで宗教文化に触れることは、英語という「言語」に「中身(文化理解)」を詰め込む作業ともなります
※表面上の英語という言語だけを習得してもその背後にある文化や教養なども学ばないと世界で自分の武器として仕事などに活かすのは難しくなります

2.スペイン語やマレー語にも繋がる「言語の拡張性」
フィリピンの言葉(タガログ語やビサヤ語)には、実は5,000〜10,000語以上のスペイン語が含まれています。
スペイン・中南米への足掛かり: 僕自身、フィリピンでの経験があったおかげで、スペインや中米でも大きなトラブルなく生活できています。
東南アジアへの適応: 根本的な言葉はマレー語やインドネシア語に近く、僕の場合、マレーシア移住時は3ヶ月ほどで言葉を習得できました。
フィリピンで英語だけでなく、現地の言葉に触れておくと、将来的にスペイン語圏や他の東南アジア諸国へ活動の幅を広げる際のハードルが劇的に下がります。
3.争いを避け、調和を生む「ハロハロ(ごちゃ混ぜ)文化」
フィリピンは7,700以上の島々からなり、多様な民族が共存する「ハロハロ(混ぜこぜ)」の国です。
高い統合力: 他の多民族国家のように分断されるのではなく、多様な背景を持ちながらも「フィリピン人」として上手くまとまる強かさがあります。
コミュニケーションの真髄: 相手を否定せず、愛嬌を持って人間関係を築く力。
これは単なる英語力以上に、国際社会で生き抜くための「交渉術・協調性・調和力」として機能します。
現にGDPの1割以上を海外への出稼ぎ労働者の収入で成り立っており、海外に出る人、欧米諸国をはじめ日本にも多くの在海外フィリピン人が住んでいます

4.幸せの基準を変える「価値観とマインドセット」
日本人の多くが忘れがちな「何のために働くのか」「何が幸せか」を、フィリピンの人々は教えてくれます。
家族優先の哲学: どんな時も家族を一番に考え、今この瞬間を大切にする生き方。
しなやかな強さ: 長い植民地時代の歴史から学んだ、相手を尊重しつつも自分たちのペースを守る「強かさ」があります。
孤独化が進む現代の日本人にとって、彼らの人間味あふれる価値観に触れることは、人生の質を変える大きな学びになるはずです。
5.海外生活の基礎体力「サバイバル術と自炊」
海外移住の最初のステップとして、フィリピンは「生活の工夫」を学ぶのに最適な環境です。
安定した気候: 年中常夏のため、食材のサイクルを掴みやすく、健康管理のペースを作りやすいのが特徴です。
日本に近い食材: 沖縄に近い食材や、和食に応用できる調味料が安く手に入ります。
いきなりジョージアや欧米のような、気候も文化も全く異なる土地へ行くのはハードルが高いもの。
まずはフィリピンで「現地にあるもので工夫して豊かに暮らす」経験を積むことが、その後の海外生活を支える自信に繋がります。
食を安定させていくことは健康とも繋がりとても大切なことだと思います
また、現地であるもので工夫しながら美味しいものが創れたり、自ら生み出していくことができれば生活費をおさえられるだけでなく、満足度も上がり、家族みんなの幸せや健康に繋がっていきます
どこにいてもそういうことが継続していければ、どこにいても満足度&幸福度高く生活していけます

まとめ:フィリピンは世界への「最強の第一歩」
英語はあくまでコミュニケーションの「手段・ツール」に過ぎません。
その手段を使って、どのような教養を持ち、どう立ち振る舞うか。
出稼ぎ大国でもあるフィリピンの人々は、世界中で適応するプロフェッショナルです。
彼らから「生き抜く力」と「多様性への適応力」を学ぶことは、英語だけを学ぶ数倍の価値があります。
ドゥマゲッティのような地方都市であれば、治安も良く、物価を抑えながらこれらの経験を積むことができます。
単に他国で生活していくという場面においても、フィリピン人のサバイバル力、何もないところから生み出していく力、生きていく強かさは日本の現代人の比ではないないくらいに様々な場面で困難になるほど発揮していきます
それらを日本人がフィリピンに居ながら学んでいくことは、全く異なった個性を持つ両国において良い親和性が生まれていくと思います。
優劣ではなく、得意な部分としてフィリピン人から学ばせてもらい身に着ければ、日本人の特性と融合して最強の国際人の第一歩目が築けます
次の渡航では、ぜひ英語のテキストを閉じて、現地の暮らしや人々の考え方にも目を向けてみてください。
移住・留学のご相談はこちら
26年のフィリピン・海外経験と、現在の多拠点生活(スペイン・ジョージア等)の視点から、あなたに最適なプランをご提案します。
まずはオンライン相談にてサポートしていけます
2026年夏の「移住下見ツアー・短期現地校留学(スプリングスクール・試住)」も募集中です
