何故コーディネート事業を始めようと思ったのか?

まず初めに・・・

高校卒業後すぐにフィリピンのセブ島に来て、今年で38歳ですが、もう20年間フィリピンにお世話になっています。
当時日本人はまだ少なく、ましてやまだ10代の日本人など皆無でした。
初海外暮らしで、右も左もわからなく、いきなりローカル感満載の村に一人住み、当時ヴィサヤ語の辞書すらないので管理人のおばあちゃんが話しているヴィサヤ語がまったく理解できませんでした。
それにも関わらず周りの人に助けられ、家族同然のように扱ってくれたのは一生忘れません。

「うちでご飯食べていきなさい、もっと太らないと、もっと食べないと」とご飯をご馳走になったのは数知れず。
また風邪をひいたり、熱が出た時は家まで来てくれ、これ飲みなさいと薬や、食べ物や、飲み物を持って来てくれ看病してくれました。
「遠慮しなくて良いから何でも言いなさい、家族なんだから」や「あなたのことを悪く言ったり、いじめる奴がいたら言いな俺がぶん殴ってやるから、お前はこの村の息子のようなものだ」など本当に良くしてもらいました。
フィリピンは怖いというイメージがありますが、それは大都会のほんの一部で、フィリピン独特の慣習や文化を理解していてしっかりとした人と人との付き合いができれば問題はありません。
僕自身、20年間大したトラブルや問題もなく過ごせています。

それにはお互いを知ること
お互いを尊敬すること
ウータンナローブ・・・受けた恩は忘れず一生に渡って返すこと(フィリピン人を表す特徴の 一つ)

何故コーディネート事業を始めようと思ったのか?

それは様々な思いを持ってドゥマゲッティにやって来る方々が増え、その思いに応えたいと思ったのと、高校卒業後にフィリピンに来て以来様々なフィリピンの方にも助けられ第二の母国になっているこの国の人に何か恩返しができないかと考えたから。
この2つの思いをうまく組み合わせ、自分や家族も含め3者がハッピーになれ、持続性を保てるビジネスができないかと思いました。