ドゥマゲッティにまた新たな中華のお店ができた
場所が中心から少し離れているダロ地区なのでなかなか行けなかったが、今回は思い切って行って来た。(ダロにある水道局の近く、新しく作っている巨大病院の目の前)
前評判はあまり良くなく、餃子系はまあいけるが、麺があまり美味しくないらしい。
それでも自分の目で舌で確かめないと気が済まないということで挑戦してみた。
小さなお店で、新しくできた小さな商業スペースだが、不運なことに他のお店がまだ入っていない。
ぽつーんと小さな明かりが点いた何やら中華っぽいお店、客は僕ら以外には一組もいない。
本当に大丈夫かなここ?っと恐る恐る入るが、入り口の駐車場スペースでどかーんと座っていた男がどうやらこの店のオーナーらしく中国人だった。
僕らが入るなりお店に入って来て厨房に入った。(このパターンは日本でも儲かっていないお店、ダメなお店の典型的なパターンだ)
おーフィリピン人じゃなくて中国人が作ってくれるならいいやっとこの時は思ったのだが、どこの国にも味覚のおかしな人がいるのにはこの時は気が付かなかった。
店内は出来立てホヤホヤなのもあるが小奇麗で、小さくすべてがまとまっている。
メニューはもうなくなってしまったが以前同じく中国人がやっている中華のお店のようにタブレットが出てきてそれで注文する。(何故かそこだけハイテク)
トマト卵麺、豚肉麺、写真見てもなんだかわからないが、餃子のようなものと店員さんがお勧めしてくれたものを頼む。
肝心な味だが
前評判は正しかった。
豚肉麺は味付けがしょっぱすぎる、とにかく肉も、汁もしょっぱい
一緒に行ったフィリピン人すらしょっぱいと言って食べなくなったので、これはもう信じられないぐらいにしょっぱい。
麺は手作り麺でいい感じなのに、味付けがもったいなさすぎる
トマト卵麺は、しょっぱいがまだ許容範囲、ただこっちのトマトを大量に使っているのでトマトの甘味やわずかな酸味を期待していたが、酸っぱく生臭いだけなので、トマトをちゃんと選ばないとトマトを選んだ意味が全く感じられない、これではトマト麺は逆効果でトマトじゃなくて良いと思う。
餃子もどきは思いっきり焼き餃子だった
棒餃子風の焼き餃子でこれは普通に餃子だったが、やはり味付けが少ししょっぱい
以前あった中国人がやっている中華では味が薄かったりしたから、これが本当の中華ではなく、このお店のオーナーの味付けが濃すぎるのが原因だと思う。
まあ餃子は普通に食べられ、なつかしさもありいい感じ
これでビールやお酒が置いてあったら餃子だけでも食べにくるのだが
店員さんに何度も尋ねたがビールやお酒は置いていなく、何で??って何度も聞いたら
どうやらオーナーが酒が好きではないらしい
良く?も悪くも中国人オーナーの趣味嗜好ではじめた小さなお店でした
これでは正直誰もお客さんが来なくなってしまうので、味付けを見直し、もっと頑張ってもらいたい。
麺の感じや盛り付けの感じ、餃子のクオリティーを見ているとちゃんとやれるし、味付けだけしっかり工夫してやれば美味しいものができるはずなのに
改善されたことがわかったら是非ともまた訪れたいお店
せめてビールは絶対にメニューに入れてね