最新ドゥマゲッティニュース2021年9月

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まずは9月と言えばフィリピン好きな方はご存知かと思いますが、フィリピンは世界一長いクリスマスと言われていて英語の月の最後にberが付く月からフィリピンのクリスマスが始まると言われています。

Septemberになりましたのでフィリピンでは今月からクリスマスが始まりメリークリスマス!と言っている人も周りに出てきます。

キリスト教の国なので24日のイブの日付が変わる24時にみんなで教会に行き25日に家族でクリスマスを祝います

クリスマス当日は基本的には家族と祝い日本のようなイベント系や恋人同士で騒ぐなどはなく、どちらかと言うと昔の日本の正月のように厳かに家族でクリスマスを祝います。

しかし、お祭り好きの南国の国民性ですのでクリスマスが来るまではワイワイ騒ぎクリスマスが近づけば近づくほど仕事に身が入らなくなり浮足立ってきます。

フィリピンが長く仕事をしている日本人は「またクリスマスかー!フィリピン人働かねえぞー、ボーナスやクリスマスプレゼントと会うたびに言われるぞー」とクリスマス前から三が日明けくらいまではただでさえ働かないフィリピン人が最高に働かなくなり、役所系も全然動かなくなる日々に突入します。

今年のクリスマスはまだまだ騒ぎが収まらないコロナの影響が続くのでしょうか?

ここネグロスオリエンタル州でもついにデルタ株が初めて発見されました。

ネグロスオリエンタル州で4名初のデルタ株感染者が出ました

またまた爆発的に感染者が増えるのかそれともペルーのようにすでにフィリピン株のようなものが出ていたので全然広まらないのか?

これからの動向が心配されます。

少し好転したのか?それともさすがにどん底を行き過ぎて気が付き始めたのか?

フィリピンの文科省が少し重い腰を上げ始めました。

フィリピンは最初のロックダウン、去年の3月からずっと学校での対面授業を禁止していて大学すらも全てオンライン授業でやり続けています。

それもかなりお粗末なオンライン授業でただでさえ世界の中でも学力がかなり低いフィリピン(英語だけは良いがそれすらも危うい)がさらに落ちているのでフィリピンの未来は結構危ういと僕は個人的にも思っています。

さすがに去年の12月から医学部の学部のみ一部対面授業を再開していますが他の学部はまだで、今回やっとエンジニア、船員、ホテル&レストランマネーメント学部のみ実地学習が必要な学部のみ一部再開する計画があるとのことです。

教育関連をずっとストップしているので、一番国の未来にとって重要視するべきこと、特にフィリピンの場合はなおさらなので本当にフィリピンどうなるか僕は不安です。

国民の安全性を考慮するのはわかりますが、ここまで長い間教育を止めてしまうことは将来のことを考えたら今のコロナよりも致命的だと僕は思います。

カンボジアのポルポト政権が知識人や技術者等を皆殺しにしてしまったと同じようなことがフィリピンでも起こっていると僕はそこまで考えなければいけないことだと思います。

今のカンボジアがどのぐらい苦労しているか?

教育崩壊の影響が何年後何十年後のフィリピンにどのような影響を及ぼすのか?

ただでさえ自ら学ぼうとしないそれでいてプライドだけは高く間違えを認めない南国気質のフィリピン人も知っていますし、今のカンボジアの街が(シアヌークビル)中国に完全に支配されてしまい何も抵抗できずにカンボジア人の子供達が中国人の車にひき殺されても何も言えない法律さえも変えられてしまうそんなことが将来フィリピンでも起こるような気がしてなりません。

誰のための国家安全保障で何のための民主主義なのでしょうか??

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