「海外に出ること、日本を出ること」だけが目的ではないからこそ
フィリピン・ドゥマゲッティをはじめとする海外移住やビジネスのサポートにおいて、私たちは「誰でも受け入れる」ことはしていません。
これは冷たさではなく、真にその人それぞれの人生にとって良い選択肢を見極めるための姿勢です。
僕たちはこの25年、複数の国と地域を拠点にしながら多くの方の移住や海外チャレンジを支えてきました。
その中で得たのは、表面的な「憧れ」や「なんとなくの不満」だけで海外に出ることが、かえって本人や家族を苦しめる結果になるという現実です。
向いていない場合には「NO」と言う勇気を
ご相談を受ける中で、こう感じることがあります。
・現時点での考え方や姿勢では、現地の人々との関係性を築くのが難しそう
・ご本人やご家族が新しい環境に適応できず、結果的に海外生活を断念することになるかもしれない
・実は日本にいたほうが、生活・教育・キャリア面でもっと良い選択ができるのではないか
そのような場合には、たとえビジネス的な利益にならなくても、お断りをすることがあります。

正直な対話がなければ、本質的なサポートはできない
海外に出ることは、決して万能薬ではありません。
むしろ、言葉の壁、文化の違い、制度のギャップなど、困難や不便の方が多いのが現実です。
けれど、その「不便」を乗り越えた先にこそ、子どもたちの成長や家族の絆、自分たちの可能性の広がりがあります。
だからこそ、安易に「海外に出ればうまくいく」といった幻想を抱かせるようなことは言いません。
移住もビジネスも、自分の人生は自分で切り拓くもの
コーディネーターは一緒に暮らしてくれる存在ではありません。
実際に移住して生活し、ビジネスを営むのはご自身とご家族です。
だからこそ、他人任せではなく、自分の選択に責任を持ち、自分たちで切り拓いていく覚悟が必要です。
私たちはその過程において、必要なときに寄り添う「現地に詳しい先輩」「海外経験豊富な伴走者」としてお手伝いします。
地域との共生を大切にする立場として
私たち自身もドゥマゲッティを拠点のひとつとし、ここで暮らしています。
この町の自然や人々、穏やかな生活環境が好きだからこそ、その地域の健全な環境や治安を守ることも大切にしています。
近年は、東南アジアにおける特殊詐欺グループの問題や、観光地化によるオーバーツーリズムなど、さまざまな課題も顕在化しています。
だからこそ、私たちは地域に悪影響を及ぼしかねない人を無条件に受け入れることはできない、という立場を取っています。

まとめ|誠実な対話から始まる、意味ある海外移住の支援を
海外移住も、海外ビジネスも、「誰にでもおすすめできること」ではありません。
しかし、本気で向き合い、覚悟を持って挑戦しようとする方にとっては、人生を大きく変える力を持つ選択肢でもあります。
だからこそ私たちは、耳障りのいいことばかりを言うのではなく、その方にとって本当に必要な判断と助言を、誠実に行うことを信念としています。
現地で共に生きる存在として。
そして、これから挑戦する方々の未来を真剣に考える立場として。
「誰でも受け入れるわけではない」というのは、あなたと地域の両方を本当に大切にしたいからこそなのです。
