ドゥマゲッティの学生日本で有給インターン

ドゥマゲッティの学生日本で有給インターン
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ドゥマゲッティは言わずと知れたフィリピンの学園都市、今年世界の大学ランキングにも入り、フィリピンで7番目に優秀な大学の栄光も与えられたシリマン大学をはじめ、現在7つの大学が街の中に点在しています。

レベルもいろいろ、様々な学部がありドゥマゲッティの街の人口の3割以上が学生という特徴がある学園都市なので、この地の利を活かせないかと思いある日本の企業からお声がかかりドゥマゲッティの学生の日本での有給インターンを始めました。

ドゥマゲッティやフィリピンの大学にしたら今までやったことがない、しかも日本、しかも普通は学校や生徒がお金を払ってインターン特に海外インターンは行かせるのだが、今回は何と有給インターン、航空券等もすべて会社側が出してくれる、そんなうまい話しあるの??っと渡りに船かと思いきやかなり疑り深く実は腰が重くて前例がないことができない、頭が超固いフィリピンの学校相手なのでなかなか苦労しました、やっと2年ほど経過し光が見えてきました。

現在募集をかけていて、今年の6月か7月辺りに日本に行くドゥマゲッティの学生は7名。

続けて11月末にも20名ほど行く予定です。

インターンの内容は日本の超がつく有名企業数社の社食、デパートの社食、ホテルの朝食などの配膳、調理、接客など。東京、大阪、京都などでインターンができます。

ドゥマゲッティの学生はホテル&レストランマネージメント学部やビジネス学部の生徒さん達、事前に日本語教育やトレーニングをし日本に連れて行きます。

生徒も学校側も最初半信半疑ですが、日が経つにつれ、日本の会社の方が何回も学校に来たり、僕が説明するとやっと現実味が出てきて目が輝いてきました。

「本当に日本に行けるんだ!!」「日本でインターンしかも給料までもらえるなんて、どうしよー!!」となります。

先日ドゥマゲッティの学校から依頼があり日本の会社の代理として学校の就職やインターンなどを紹介するイベントに参加してくれと言うので行ってきました。

オリエンテーションやディスカッションをしてくれと言われていたので、軽く話したり生徒の質問に答える程度かなと思っていましたが、ところがどっこいフィリピンあるあるで、大丈夫大丈夫と言われ、なんか怪しいなーっと思っていたら、何百人の生徒の前でプレゼンすることになっていました!

しかも学校側のインターン担当や学部長が助け舟を出してくれると思いきや、全くない!

しかも小学校の学芸会以来?だったかいわゆる学校のステージの壇上で校長先生が話すようにあの木箱?の前に立ち何百人かの前で話すことになってしまった。

あまりにいきなりのことだったので必死に話したのは覚えているが、どうだったかとか?自分を冷静に見つめることができなく、覚えていない。

もうちょっと学校側が何かしらフォローしてくれよーっと思ったが、日本でのインターンというワードと日本人がわざわざうちの学校に来ているというので生徒が盛り上がってくれ、日本にインターンに行きたい人―?っと聞いたらはーーい!!とみんなが手を上げていたのは覚えている。

そんなわけでドゥマゲッティの大学生向けの有給インターンはじめました。

現在はホテル&レストランマネージメントとビジネス学部のみですが、看護学部や介護学部向けにもインターンをやりたいという病院や会社が出てきたので、今後は介護や看護の日本インターンもやっていきます。

なかなか他に例がない試みなのでスムーズにいかない部分もありますが、実績を積み重ねていき、今回の招待されたイベントなどにも積極的に参加しドゥマゲッティの学校との関係を深めていければこの先もっと多くの学生のインターンを日本に送れますし、何よりもドゥマゲッティと日本、日本とフィリピンの関係向上に貢献して真の架け橋になっていきたいと思っています。

もしフィリピン人の学生のインターンを受け入れたい、今後のことも考え、まずはインターンを受け入れてみて、気に入ればその後正規雇用していくなどそういうステップも踏んでいけます。

どう冷静に考えても人口が減少していきますので今後の日本の雇用問題はより深刻になっていきます。

フィリピンはその逆、ドゥマゲッティはそれよりもっと若者が多い街ですが、若者の就職率、低賃金が問題になっていますので双方の問題解決になります。

まずはご相談、お話ください。

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