ドゥマゲッティが州都のネグロスオリエンタル州に世界数十国、日本ともかなりの数取引をしている世界有数の黒糖会社があるのをご存知であろうか??
僕は前々から知っていたが、まさかここまでのすごい規模の会社だとは思ってもいなかった。
この会社に視察に行き、笑みが止まらなくなった、「やるじゃんネグロス!!」
規模もさることながら、考え方もしっかりしている。
世界中のオーガニック認定を取得し、もちろん日本のJASの基準もしっかりと満たしている、オーガニックの黒糖、正確には日本ではまだ馴染みがない黒糖よりも精製していない、もっとピュアでロウフードでもあるサトウキビ100パーセントでオーガニックのマスコバド糖を扱っている
※マスコバド糖原料用のサトウキビはATMC(マスコバド製糖工場)との連携で計画的に収穫され、収穫後できるだけ短時間内に搾ったジュースを煮詰めて濃縮し、精製などすることなく攪拌しながら自然乾燥させて粉末の黒砂糖にします。こうした砂糖の製法が「マスコバド糖」と呼ばれています。
糖蜜分離や精製を一切していない含蜜糖であるため、サトウキビの風味やミネラル分も残されています。やさしい甘さと糖蜜のコク、あっさりとした後味が特徴です。クセのない味はどんな料理にも使いやすく、さまざまな素材の味を一層引き立ててくれます。
アポを取ったら社長自らが応答してくれ、社長自らBMWで迎えに来てくれた
ネグロスでBMW乗ってる人はじめてみたー、しかも大きいし綺麗
セブのドライマンゴーの大手の会社も社長がBMWのスポーツタイプ乗ってたし、食品会社の社長はBM好きなのか?
今まで多くの中華系フィリピン人のビジネスマンは会ってきたが、ここの社長はスペイン系だった。 スペイン系の方もまた独特で物静かで落ち着いているが、うちに秘めたものすごい情熱と余裕と自信を感じる
一度見ただけでこの人はできる、この人は違うと思わせる何かがある
僕もこのくらいにならないと、こういう空気を身に付けたい!
最近になり世界中にマスコバド糖の需要が増してきたが、元々は日本から取引がはじまり、今でも取引の6割以上が日本。
しかし、それなのにも関わらず何で日本はマスコバド糖を認識しない!
黒糖とは違うよーーーー!ネームバリューがないから商品名も黒糖になってしまっているし、もったいな過ぎる!!!!
聞くところによると、沖縄で黒糖がだんだん取れなくなってきているので、近年は鹿児島の焼酎メーカーなどからも多くの依頼があり、焼酎にも使われている
しかーーし!何度も聞き返してしまったが、マスコバド糖って認識してないでしょーーその人達??もったいなすぎるーーー!
どうせならマスコバド糖を使ったスペシャルな焼酎をそのために作るべきなのにーーーー
世界中からオーガニックマスコバド糖の需要は増していて今の生産ラインでは追いつかないので、工場をリニューアルして3倍の生産量にする(ちょうど今頃完成しているはず)
工場もすべて見せてもらったが日本政府も援助金を出していて思っていた以上に設備がすごく、日本の沖縄などの工場よりも設備が良いだろうとのこと。
スペイン系ではあるが、地元であるネグロスオリエンタル州で大きなビジネスを始め、地元の人を多く雇用し、世界中に向けてネグロスブランドであるオーガニックマスコバド糖を広めていく。
まさにネグロスオリエンタル州の顔とも言える人に出会った
工場や会社見学の後社長の家に招待され、家族を紹介されランチをご馳走になった
大きなプール付きの立派な豪邸、見るからに育ちが良いご家族達
1人に一台高級車、1人に一人メイドさんが付いている
そこはまさにネグロスドリームと言える
ネグロスの良さをもっともっと広めていきたい!
僕自身の目標が一つ定まった気がする、ネグロスブランド、ネグロスドリーム
また新たなプロジェクトが始動する