今のところお勧めできるドゥマゲッティの飲食店ができた。
今のところというのは後から触れるが、お店も洗練されていて、料理もなかなか良く、お酒の品ぞろえは他の店の群を抜いていて何よりも安い。
このような一見隠れ家バー的なちょっときどったお店で料理が美味しくなかったら最悪だし、何の取り柄もなくなってしまうので最初すごく警戒したが、どの料理を頼んでもそこそこのレベルで美味しく、ちょっと凝った感じにいただけるのでドゥマゲッティのような田舎には大変貴重なお店だ。
タパスバーのようなことを書いてあるのでスペイン系かと思ったがメニューや出てくるものを食べるとスペイン料理でもない。
今のところと最初に言ったのは、今のところ白人のシェフが料理をしていてやる気がありそうで、あいさつなどはしないがしょっちゅう厨房の外を覗いているので、料理一つ一つが洗練されていて気が配られている。
ただフィリピンあるあるでこの白人シェフがいなくなったり、このおそらくオーナーシェフが店を空けてしまうととんでもなくレベルが落ちる、そういう店は星の数ほど見てきた。
なので今のうちに足しげく通った方が良いかもしれない。
また酒好きの方々に注目してもらいたいのが今のところお酒の種類がかなり豊富で安い。
スコッチのシングルモルト15年ものとかが1ショット200ペソぐらいで飲めるのは破格の料金だ。
またワインはグラスしか試していないがどれも価格が抑えられていてレベルも高そう。
料理のポーションが他の店よりは小さく、まさにタパス感覚ではあるので様々なお酒を楽しみながらつまみとしていろいろな料理をいただくのがコンセプトのお店のようだ。
普段手が届かなくましてやドゥマゲッティのレストランやバーでは飲めないレベルのお酒が日本の3分の1から5分の1の料金で飲める(ものによっては10分の1)
お酒のメニューを見た瞬間から僕は夢見心地になった
そのような夢のようなお店がドゥマゲッティにでき、今のところは大満足できる。
僕の予想としては特にお酒はその価値に気づき、メニューにあるが他のレストランのオーナーが買い占めてしまったりして売り切れのものがあったが、そのようなことが今後頻繁にあったり、値段を上げてくるだろう。
この品質と値段、洗練さをずっと保ち続けられたら大したものだが、そのようなお店を僕はフィリピンで見たことがほぼない。
今のところお勧め、今のところ大満足なのである。
このブログを見た方は早目に行くことをお勧めする。
良い店がずっと続けられるように消費者、お客さん側もスマートに、時に厳しく、飲食リテラシーを高くしてお店と共により良い飲食体験ができるようにしていきたい。
お店とお客が良い具合に切磋琢磨できるお店に僕は行きたい