フィリピンチョコレートの可能性とビッグマムのカカオ

フィリピンチョコレートの可能性とビッグマムのカカオ
LINEで送る
Pocket

ミンダナオ島北部の農園主から依頼があり、カカオ農園を視察に行って来た。

今後フィリピンカカオの輸入やチョコレートビジネスを考えている日本人パートナーと一緒にドゥマゲッティから3時間ほどのまだ未開拓の土地へブルーオーシャンへと船に乗り乗り込んだ。

農園主が港までわざわざ迎えに来てくれていた。女性農園主は到着する前から何度も電話で打ち合わせをし、その豪快さとすごい勢いでしゃべりまくるので会う前からビックマムと呼んでいた。

実際に会ってもみてもビックマムだった。

ビッグマムはなかなかのやり手で政府機関で働きながらも砂やセメントビジネス、レストラン経営、カカオビジネスをこなしていて、3人娘にもビジネスを手伝わせて、妹をドライバーにしたり、やはりビッグマム的だった。

ここミンダナオのあまり名が知られていない小さな街にもイギリス人や世界資本のカカオやチョコレート会社が進出してきたが、ビックマムはそこの相談役やマネージャー的ポジションを与えると言われても「私は私のビジネスをやっているから、そんなのには乗らないわ、第一私の方がここのことは詳しいわ」と強気で話を一蹴してしまったらしい。

市や政府機関までも味方につけ、今や州のカカオ相談役になっていて、1000ヘクタールの土地も使って良い許可が出ているらしい。

ビッグマムのカカオ農園はフィリピンカカオを世界的に有名にさせたダバオのプエンテスピーナの農園、ヨーロッパのチョコレートコンクールで銀賞を取ったカカオをそのまま持って来ているのでクオリティはお墨付き

また、その他にも交配させたり、インドネシアから持って来たりといろいろ工夫されていて大きく分けても8種類はカカオの書類がある。

大きさは現在26ヘクタール(+1000ヘクタール使えるようになる)

ビックマム自身いろいろ勉強熱心だが、日本人のこだわりや技術力、クオリティの高さには敬意を払っているので、何でも要望等に応えたいと言っている。自分もその中から学びたいし、自分の農園のカカオから素晴らしいチョコレートができることを何よりも楽しみにしていると。

最近東京にフィリピンカカオを使ったチョコレート店AUROがオープンした。

このカカオはダバオ産でオーガーニック

今回視察してきた農園のカカオもオーガニックで元々はダバオからや地のものを使っている。

これからフィリピンカカオブームがやってくる。

その前に是非すでに世界中に知れ渡ってしまったダバオのカカオではなく、ビックマムのカカオで日本にムーブメントを起こしてもらいたい。

専属契約も可能ですし、要望にはできるだけ添えるようにいたします。

詳しくはジャーニーまでご連絡ください。

ビッグマムのカカオにピンっときたらまずはご連絡ください。

 

 

LINEで送る
Pocket