年末が迫りもう来年のことをいろいろ考え始めている時期だと思いますが、来年のドゥマゲッティ教育移住に向けて問い合わせが増えてきました。
「来年こそはフィリピンに移住できる!ドゥマゲッティで子供を学校に通わせたい!」と待ち望んでいる人が多くいます。
セブやマニラの情報はかなりある各種エージェントや留学関連、ノマド関連の人々が発信しているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、ドゥマゲッティはまだ少なく信ぴょう性にかけるのが現状だと思います。
いち早く再開させたい無責任なエージェントと名乗る方々が「フィリピンの入国制限が緩和された、すぐにでも来なさい、大丈夫、大丈夫」と葉っぱをかけているようですが、本当はどうなのか?僕はまだ疑問を持っています。
確かに入国制限は緩和されてきましたが、フィリピンお得意の限定的であり一時的な部分が多いと思います。
行けるは行けるようになっても実際入ってみたら地獄だった、行動制限が日本の比ではないし、そもそも学校の対面授業始まってないやないかーってなことも普通に起こりえます。
コロコロ国が政策を問答無用に変えてきますし、対面授業は限定的に始まってきていますが、完全対面授業再開がいつになるかはまだ完全なる白紙状態で、正直言うとオンライン授業で儲かっている学校が結構あるので、学校側が拒否することもあり得ます
それでも来年1月をターゲットに限定的対面授業再開がネグロスオリエンタル州だけでも200校以上始まる予定です。
なかなか微妙な判断ですが、それに加えて5月に6年に一度の総選挙がありますので前後でかなりの変動があるかとも思います。
要は
①入国制限が緩和され、たとえ入国できたとしても現地の学校の対面授業再開がいつなのか?そしてどこまで限定的なのか?(オンラインと対面授業の割合は?)
②入国できたは良いが、どこまで行動等の規制がなくなっているか?
現在セブもネグロスも警戒レベル2のままですので、飲食店や様々な施設の入場制限や人数制限など様々な規制がまだ残っています。
未だに日本の緊急事態宣言ぐらいかそれよりも少し厳しいぐらいです。
どこまで自由にいられるか?どこまで規制が厳しくなっているのか?
それをしっかり見極めないといけません。
規制の強さや上から問答無用に押さえつけられる力は日本の比ではありません。
マスク着けてないから文句言われてそれに反抗した程度のレベルではありません。
問答無用に罰金や抵抗すればその場で逮捕されます。
③来なさい、大丈夫と言っているエージェントや語学学校がまだほとんどフィリピンに戻って来ていない。
これはそのまま現状を物語っていると思います。
僕らもまだジョージアにいます。このようなブログを書いているぐらいですから、僕らだったらどうするかを思い書いてもいます。
僕らにも子供が2人います、ジョージアではグリーンパスポートが12月1日より始まりましたが学校は大丈夫です。フィリピンとジョージア今の所どちらが安心、安全か?
移住の目的はどこか?本質を見失わないように焦らないでじっくり状況を見極めている状態です。
来年の6月のタイミングやそれよりも少し遅いタイミングでフィリピンの学校の対面授業が完全に再開されることがわかったらすぐにでも行きます。
しかしそれまでは様子見します。
僕一人なら動きが取れるし永住ヴィザがあるので大丈夫ですが、家族みんなで特に小さな子供はリスキーなのでよーく状況を観察します。
状況によってはまず僕が先にフィリピンに行くと思います。
上記いろいろ書きましたが、このぐらい判断が今はまだ難しいのだということをご理解いただければ幸いです。
それを踏まえた上でも来年のタイミングに賭けたい方はご連絡をください。
コロナの一番大変な時期をドゥマゲッティで経験していますし、現地にスタッフや友人達がいますし、状況は常に把握していますのでいろいろとアドバイスや提案等できるかと思います。
正直な所ある程度まとまった数の方々が来年のタイミングで教育移住をされたいとなったら僕一人でも一旦はドゥマゲッティに行きます。
何とかドゥマゲッティ教育移住を実現し、継続させてあげたいと思っています。
今のこの時期は特にいろいろと考慮するべきことが多いですし、外国人だからと弱者になることが今までよりも多いと思います。
そのためにも今から十分な準備と計画、そしてしっかりとした目標設定をして継続できる海外移住をしてもらいたいです。
本気でやりたい方には全面的にサポートいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年12月10日 五十嵐 唯