僕がマレーシアではなくフィリピンを選んだ理由

僕がマレーシアではなくフィリピンを選んだ理由
LINEで送る
Pocket

海外移住において同じ東南アジアだからか、よくフィリピンとマレーシアを比較されることがあるが、どっちの国にも住んでいたので言えることがある。

マレーシア自体は僕が海外で働いている中でも一番バランスが取れていて、収入も良かったので好きな国でしたが、いかんせんイスラム教の規制や理不尽なことが多く、長く住み続けるには不便なので結局フィリピンに戻って来ました

(様々な人種がいてそれぞれの料理を楽しめるので食べ物は満足でしたが、お酒が飲みづらい、高いのも僕にとってはかなりキツイ要素です)

その国を選ぶ際に宗教は日本人の感覚にはないですがかなり大切な要素です。

(マレーシアの国教はイスラム教です、イスラム教徒が多いけど国教はイスラム教ではない国例えばトルコととかとはまた異なります)

今までタイ、マレーシア、フィリピン、日本、ジョージアに住み続けていたり、自分で仕事をしているので分かることですが

世界3大宗教全て経験してみて、イスラム教の国はいろいろと規制やカルチャーギャップや慣習の違いが多いです。

旅行ならこれは長所になり、その違いを見てみたい、体験してみたいとなりますが、移住は住み続けることなので、生活し続けるには不便さを感じていきそのギャップが広がってきたりもします。(恋愛と結婚の違いみたいなもの?)

キリスト教や仏教なら日本人の感覚に近く変な規制や慣習も少ないので、落ち着いて暮らせギャップも少ないです。

宗教が変わると家の形さえ変ったり、食べるものさえ変るのでイスラム教の国はちょっと住みづらさを感じ長くは住み続けられませんでした。

(お酒自由に飲みたいし、豚肉も気兼ねなく食べたいし、和式便所不便だし、男女の距離間が遠いのでいろいろ不自由さが溜まっていく)

またマレーシアは人種問題もあります。

これも旅行ですとマレー系、インド系、中華系、先住民族系のそれぞれの文化や食べ物が楽しめて、様々な言葉が飛び交い多様性人種のるつぼ!を楽しめますが

移住となるとどの人種と付き合うかによっても住む世界が変わってきます。

マレーシアに英語を学びに教育移住する母子が多いですが、英語ですらそれぞれの人種によって全く違いますのでマレーシアで英語を学ぶ??っと僕なんかは思ってしまいますが、なかなかに独特の英語を話します。

それにマレーシアの共用語はマレー語であり、次にそれぞれの人種の言葉ですので英語はその後になります。

インドや中国に英語を学びに行きたいと思いますか?

インド英語や中国英語、シングリッシュ聞いたことありますか?

フィリピン英語なんて比べ物にならないくらい独特です。

発音だけでなく音階や文法や語列すらもオリジナルに変えていてもはや英語?という感じです。(結局僕は慣れなく、聞き取るのも嫌になったのでマレー語をマスターしてマレー語でみんなと話していました)

最後に僕がマレーシア教育移住を特に母子移住者に勧めない理由があります。

それはイスラム教独特の男尊女卑のような慣習や文化が抜けないところです

男女の距離が遠く、それぞれの役割のようなものが別れていたり、座る席、入口

すらも別けられていたりします。

一見女性が大切にされていると思いがちですが、セクハラとか心無いナンパとか滅茶苦茶激しいです。

僕は観光業をしていたので外国人特に日本人女性狙いのマレーシア人本当に呆れるほど多く、泣いて助けを求められたことが何度もありました。

うちはパートナーのナミコとその娘達7歳と10歳の女の子2人なので、余計マレーシアは選びません

シンガポールは昔マレーシアでした、しかし宗教問題や人種問題

不自由なことが多々あり耐えきれなくなったのでマレーシアから独立して(追い出される形となり)

今や東南アジア1の経済大国になったのかと思います。

住み続けるにはちょっと不便なので僕はマレーシアではなくフィリピンを選びました。

上記の理由から特に母子での教育移住にはフィリピンをお勧めします。

LINEで送る
Pocket