ネグロス島オーガニックファーマーズフェスティバルに行って来た

ネグロス島オーガニックファーマーズフェスティバルに行って来た
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片道7時間以上かけて行ってきましたバコロド

夜中2時半に出発し、ドゥマゲッティに着いたのは夜8時過ぎ

バコロド滞在時間はわずか、1時間半

なかなかのクレイジージャーニーであったが、これからのネグロス島とこれからの自分の進む方向性を垣間見ることができ、自分のやろうとしていることがクレイジーな思いつきではなく、ネグロス島の進むべき道とも大いに通じているのかもしれないと実感できた。

今回で11回目となるネグロス島オーガニックファーマーフェスティバルに行ってきた様子を今回はお伝えしよう。

 

毎年11月のこの時期に開かれるオーガニックファーマーフェスティバル

今回から今までよりももっと大きな会場に変わったようで、5日間も様々なイベントが開かれた。

正直このイベントの存在は最近知り、慌てて駆けつけたわけだが、フィリピンのイベントはしょぼいものも多いのでギリギリまで行こうか迷った。(片道7時間はきつい)

ただ思いついた時が吉日、きついが雰囲気だけでも味わいに行こうと決心した。

バコロドの南バスターミナルに着き、会場の場所が名前しか知らなかったが、タクシードライバーに尋ねたら最初よくわからないらしく、オーガニックファーマーフェスティバルの会場になっているところだよ、と言うとわかってくれたようで

会場の入り口の目の前でおろしてくれた。

(けっこう知名度があることに驚いた)

negros organic farmaer's festival

会場は思っていたより小さく、すぐに周れてしまうので、何周も周りじっくり見て行った。

さすがネグロス島最大の街バコロド、人口60万人ほどでドゥマゲッティの約5倍の人口があり、砂糖貿易の中心都市、最近では周辺都市や山の方で農業に力を入れだした。

ネグロス島を農業の島にする、という意気込みはバコロド近辺から始まりだした。

同じネグロス島内でも北と南では意気込みやアイディアが違うと感じた。

これもできる、あれもできる、これもやった方が良いのではと僕が思っていたことがここでは実現した形が見えるので、すごく感動した。

オリジナルネグロスコーヒー、様々な地域のものや、ブランドがある

オーガニックの自分達の野菜を使ったパスタソースやジャム

カラフルな生野菜サラダの販売と(食べられる花もあった)、

3種類の手作りオーガニックドレッシング

オーガニックシャンプー,化粧品、虫除け

オーガニックコットン100パーセントのTシャツ

オーガニックの赤米、モンゴ豆、マルンガイ(モリンガ)、マスコバド糖が入った

お湯と混ぜるだけでできる、栄養価の高いおかゆ

などなど

organic coffee

organic pasta souce

また様々な野菜やフルーツなどの苗が売られていた

カカオ、カシューナッツ、アボカド、イチゴ、クランベリー、チェリー、ブドウ、様々なハーブ、様々な種類のレタス

ネグロス島の高所や様々な立地を活かしたらある程度何でも育つというのがここで明らかになった

夢は大きく広がる

技術と資本と志や情熱があればフィリピンに将来美味しくてヘルシーで安い野菜文化が広まることも夢ではない。

そのためにも僕は僕としてやれることは日本人として生まれ育った経験や日本人ブランドを活かし、フィリピンにおいしい&ヘルシー革命を起こしていこうと思う

日本人の僕が長年お世話になっているフィリピンにできることを最近よく考える

様々な苗

この催しの中で少し印象的だったのが20団体ぐらいしかない中で、日本人の団体やNGOが3つあったこと。

しかも2つのNGOはけっこう昔からあり、ネグロス島の中でも名が知られているのだが、そのブースは本当に目立たなく、たこ焼きを売っていたり、他のブースにもあるような商品を並べているだけ

一つの初めて聞いた名前のところは牛乳自給率1パーセントにも満たないフィリピンのために立ち上がった日本の農園、日本の技術で酪農や牛乳製品を製造販売しています

ここで感じたのが、最初はみんな志や情熱を持ってやってくるがそれが続かないこと。

そして、ある程度時が経って軌道に乗ってくればフィリピンの人が、地元の人がやった方が良いのでそこに任せ自分達は少しづつ引いていくこと。

milk in negros

今まで海外からの支援や、NGO団体などの取り組みにおんぶにだっこで甘えていた地元の人達が、だんだん情熱を持ちだし、自分達でアイディアを持ち寄ったり工夫し出して、それが売れるマーケットがじょじょにフィリピンにも育ってきた

そこで自分達の生活も少しづつ楽になってきて、自信にも繋がっていく

何をするにもまずは自分や自分の家族が潤わないと何も始まらない

フィリピンでも農業が儲かり、クリエイティブでかっこよく、尊敬される生業である必要がある。

今回ネグロス島のオーガニックファーマーズマーケットに来て改めて農業がこれからのフィリピンに特にこのネグロス島において必要なものであり

また、売っている方も買いに来る方も両方のみんなの笑顔や雰囲気をみていると、

これからのフィリピンでの農業はものすごいポテンシャルを秘めていて、ひょっとしたらひょっとしてすごいビジネスになるのではないかという予感がゾクゾクするほどに感じた。

本当に美味しいものが広まり、健康的で幸せな笑顔がフィリピンで続いてくれたら、それは僕にとっても幸せなことだと思う

organic shampoo

 

 

 

 

 

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