今日はセブ発祥の飲食チェーンのお話。
日本のとある飲食店ブランドを150以上経営している会社の会長さんからセブ発祥のフィリピン料理店で良さそうなところを日本に持って行きフランチャイズとしてでもフィリピン料理店をやりたいという依頼がありセブに出張に行った。
今回目をつけ実際に会って話をさせてくれたり店舗視察に快く応じてくれたのはフィリピンで一番多くの種類の飲食ブランドチェーンを持つ会社の社長とわりと昔からあるブランド、ゴールデンカウリやホカドなどのチェーンを持つ会社の代表の2件
いずれもセブ発祥でセブで一番有名と言っても良いレストランチェーンの2つだ。
たった2件のアポと言っても、それぞれ持っているチェーンが多いのでその中から選ぶことができる、しかもここの会社の飲食ブランドはどれも超が付く有名店ばかり。
セブに一度は来たことがある方々なら誰もが知っているだろうお店ばかり。
元々保険会社で働きファミリーで私立の学校を経営していたバニー社長兼会長は最初に買い取った飲食ブランド、ムーンカフェから始まり10年ちょっとで超有名飲食ブランドチェーンをいくつも持つようになった。
現在フランチャイズチェーンもフィリピン国内で多くやり、ここドゥマゲッティにもムーンカフェ、ランタウ、カフェレイサー、サースティーの4ブランドはフランチャイズ店としてドゥマゲッティでもすごく流行っている。
社用車としてポルシェに乗り、息子達はそれぞれBMに乗り、それぞれのブランドを息子と娘に振り分け運営させているこの巨大飲食会社ページズグループはまさにフィリピンドリームと言った感じだ。
フィリピン人が一番好きなご馳走子豚の丸焼きレチョンをブランド化し、レチョンが食べられるレストランではなく、レチョンを食べたい人が集まるレストランにしてセブで今ものすごく流行っているお店を創り上げた。(ハウスオブレチョン)
月曜日の昼にも関わらずこの日も満員御礼、かなり大きな店内にも関わらず待ち客が早くも大勢出ていて、大盛況
一店舗で一日の売り上げが20万ペソ以上いくらしい(50万円ぐらい)
コンセプトの確立にかなり神経を使っているらしい
レチョン自体あまり好きになれないのだが、ここのレチョンはなかなか美味しい方だと思う。
ブランディングと立地とそこそこの味って感じ
もう一つの会社は家族で様々な飲食業態をブランド化しチェーン展開しているが、今日は息子さんが主に任されている僕も昔から知っているゴールデンカウリとホカドの2ブランドを国内に現在46店舗展開している会社。
ホカドはここドゥマゲッティにもありやはりかなり流行っている。
ここはセントラルキッチンを店舗とは少し離れたところに置き、そこから各店舗へ準備された食材を送り店舗では簡単な調理だけでお客さんに出せるシステムを導入している。
調理も接客もマクドナルドのような感じでシステマチックになっているらしく、調理人がそこまで技術がいらないので飲食店の料理人離れが深刻にならないで済んでいるようだ。
またクオリティコントロールがしやすく、いつ来ても一定のクオリティやレベルが保たれている料理が出てくるのはフィリピンでは特に有難い。
それぞれのブランド1店舗あたりだいたい月200万から300万ペソぐらいの売り上げはあるらしい。
いずれも非常に流行っているお店達だが、日本でフランチャイズとして出店するのには乗り気で、いずれの社長もすごく興味がありやる気があるのが目に見える
また一方通行でもうまみがないかもしれないので、日本の会社のブランドをセブに持ってきた場合運営などしてくれるか?フランチャイズ店としてやりたいかという話をしたらそちらも面白そうなのでやってみたいとの答えが返って来た。
いずれにしても、セブで人気があるフィリピン料理店を日本に出店したい方、逆に日本のお店をセブに出店したい方どちらもアレンジ&サポートできます。
なかなかフィリピン料理店は日本ではありませんが、ないからこそチャンスがあるのかもしれません、またフィリピン人の雇用先にもできますし、日本でフィリピン料理店を開くということに何か勝機があるかもしれません。
また逆に、好景気、すごい人口成長率、経済成長率の中飲食店はフィリピンドリームを掴むのにはもってこいのもの、セブで飲食店をはじめてみるのもこれまた面白いかもしれません。
その二つを組み合わせやっていくのもリスクマネイジメントとしては良いのかもしれません。
飲食店を経営されている方々、考えている方々勝機はセブにあるかもしれません。
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