ドゥマゲッティに新しくできた24時間やっているハンバーガー店が人気だ
ハンバーガー店と言ってもジョリビーやマックのようにしっかりした店構えをしているわけではなく、屋台に毛の生えた感じの小さなスペースでやっていてメニューも少ない。
しかし、小さいながらもなかなか凝っていておそらくフィリピンでチェーン展開しているのかデザインやメニューやポスターもこの規模にしてはしっかりしている。
あくまでもこの規模のフィリピンのハンバーガー店と思ってもらいたいのだが、こういうビジネスモデルが流行って来ると言うことは少しだが将来に期待ができる。
そして考えようによっては先行投資が安くすみ、数で勝負していけるので上手くやれば外国人にもチャンスがある。
今日は普段ハンバーガーはほぼ食べないし、興味がないのだが、この業態の面白さと将来性を思い少し書いてみることにします。
まず注目したいのがここはフィリピン、日本とは真逆な感じで、こんな小さなお店でも24時間やっている。つまりそれだけ人がいる、それでも働く労働力がある。
そしてこれはフィリピン独特なのか、計算ができないからなのか？
ハンバーガー１個買ったらもう１個ついてくる
2個もいらねえよー！1個でいいから半額にしてーっと思うかもしれないがフィリピンでは何故かこの1個ついてくるのが大好き、白飯食べ放題と並んでフィリピンの庶民には人気だ。
どこに行っていたのか？この時間に食べて大丈夫なのか？
平日の夜中の1時過ぎでも人で溢れている（ちゃんと働けフィリピン人！）
飲んだ後のハンバーガー？夜食にハンバーガー？（フィリピンぽいなー）
いろいろ試行を凝らしたメニューがあって他のハンバーガー店と区別できるのだが、しかーしそこはフィリピン！食べたいメニューがない！売り切れ？最初から置いてない？
結局いつもある普通のハンバーガー系しかなく、この店を選んだ意味ないっしょーっと突っ込みたくなる。
看板は凝っていて、各国のハンバーガー的にやっていてコンセプトは面白く、デザインとかしっかりしているのに、意味ないじゃーーん！
ハンバーガー2個で50ペソちょっとだから文句言うなってこと？？
肝心のお味は他の小さなハンバーガーチェーンに比べたらまともでわりとしっかりしている。
個人的にはジョリビーの一番安いハンバーガーよりも美味しいかも（値段も安いし）
どこのフィリピンの飲食店でもそうだが最近流行なのがコンセプトをしっかり持ち、デザインに優れていて、ちょっとおしゃれ、同じ業態のお店より少し違い少しお店の造りが良い。
しかし肝心のオペレーションや、サービスが良くない。
頼んだメニューがないなどのことは多々あることだが、それでもフィリピン人のお客さんは来るし、繁盛しているからフィリピンではこれらが許されてしまう。
フィリピン人は正直味音痴なので味はわからないから、コンセプトやお店の雰囲気や空間に引き寄せされて来て、少し他の店より良かったらそれで良いのではないか
みんなでワイワイやるのが好きだし、味わからないし、箱作り、話題作りさえしっかりしてあげれば流行るのかもしれない。
夜中にポツンと一軒だけ光っているハンバーガー店に群がる虫たちのように集まるフィリピン人を見ていてふとそんなことを思った。
