この話はフィリピンや海外に行きたい、行くのが好きな方々には決して他人事ではない実際のお話です。(僕自身が旅行代理店と航空会社と闘った記録です)
去年の夏航空会社都合で突如フライトが振替便すら準備されず全面キャンセルになりました。当の本人の航空会社は何も言わず、旅行代理店を通していたという理由だけで全く対応してもらえず、返金もされませんでした。
旅行代理店に返金申請をすぐ行いましたが、旅行代理店は半年以上経っても「航空会社からの返金処理待ちです」を繰り返すばかり
何回も何回も「返金してくれ」と抗議し続けましたが、「弊社としては返金申請を航空会社に行いました。航空会社からの返金処理待ちなので弊社には何もできません、ただお待ちください」
「それでは航空会社に連絡してくれ」と何度も抗議しましたが、「します」ばかりで「いつしましたか?」と問いただしてもしらばっくれるばかり、挙句の果てには「何月何日に返金申請をしました」と半年以上前の日時を言ってくる始末で、詰まるとそれの繰り返しで埒が明きません
こうして泣き寝入りした人は数知れずでしょう
この旅行代理店はマイトリップ(GotoGateも同じ会社の系列)ですが、ネットで調べたら超評判が悪い悪徳代理店でした。
このままでは泣き寝入りするだけだし、マイトリップのしらばっくれ戦法の思うがままなので私は動き出します
毎回30分以上のチャットでのやり取りを数カ月マイトリップとしてみてわかったことがあります。
それはマイトリップは本当に返金申請を航空会社(ANA)に半年以上前に行っていたこと、そして本当にANAからの返金処理が行われていなかったことです。(何度もプッシュして証拠を提示させました)
マイトリップは評判が悪すぎるので完全に信じていなかったのですが、もっと悪かったのが何とANAでした!
そこからANAに猛抗議をするのですが、これがまた大企業病の典型的なもので、表面上は丁寧でへりくだっているように見せかけていますが、中身は超不親切、不誠実、無責任、挙句の果てに人を小ばかにした態度ではい、はいと生返事ばかりで全く動こうとすらしません。
何十回、数カ月やり取りしましたが、酷いものでした
マイトリップからの証拠や事実や、やり取りなどをANAに分かりやすく提示しましたが、ANAは「代理店を通した場合は代理店に全て言ってください、弊社は何も関与できません」の繰り返し
それでもどう考えてもANAが返金処理を止めている、証拠も掴んでいる、マイトリップも根負けして「それしか考えられない」と味方してくれている
それでもANAは「〇月〇日に返金処理を行いました、それ以上もそれ以下もありません、何度聞かれても同じ答えしか言えません」
このやり取りの繰り返しが次のブーム?でしたが、何度かやり取りするうちにボロが出てきて
返金処理日時が最初に言っていた日時と変わってきたので、突っ込むと「それは〇月〇日です、言い間違えです」と知れっと言うので
これは何かあるな??あるとしたら何だ?そうだ!認めたくないミスだ!!人為的ミスを隠してうやむやにするのはよくあること。
っと思い当たり、ボロが出るまで色々しつこく繰り返しやってみました。
「ANAの返金処理にミスとかってあり得るのですか?人間なのでミスもありますよね??もし返金処理ミスしていたら旅行代理店の責任になったままで可哀想なのでマイトリップと話をしてみてください、確認が必要じゃないですか??返金したつもりでされていないかもしれませんし」
っと色々な言い方で攻めてみた。それでもしつこく同じことを繰り返すANAだったが
ある時から急に「マイトリップに連絡してみます、連絡先を教えてください」(あくまでも自分達の落ち度は認めなく上から目線、何故僕が教えないといけないのか?そもそも何故代理店の連絡先知らないのだ??)
と言い出すので連絡先を教えるとそこからは早かった
マイトリップからすぐに電話があり「ANAから返金処理が行われたので数日後に処理が完了し、次の決済日時にこちらから返金金額を振り込めると思います。」っと来て、数日後にメールが来て返金を行いますと連絡が来た。
こうしてちょうど丸1年間にも及んだ対マイトリップ&ANAとの返金争奪戦は無事幕を閉じた
返金金額33万5千円(家族4人分)はかなりデカい!(向こうは何もやっていないし、僕が両社の間で動きまくったのに1万円ちょっとの返金対応手数料取られている!)
今回の教訓【航空券は旅行代理店を通して取るな、航空会社から直接取れ】
結局ANAは代理店を通しているから何もできないということを盾に拒絶し続け、マイトリップは航空会社様が相手だと自分達は何もできないとしらばっくれ続けた
万が一キャンセルがあった場合は、2社と闘うはめになる、間に入る一般人は不幸になるばかり、泣き寝入りするしかなくなる。
航空会社から航空券を直接取っていればこうはならなかったと思う
更に言うと【自分の身は自分で守るしかない、誰も味方になってくれなくても、おかしいものはおかしいと思い、自分を信じて闘い続ける】
これが今回一般人の僕が唯一持っていた最大の武器とも言える
おかしいものは、たとえ大企業だろうと、国際企業であろうと、日本人であろうともインド人であろうともアメリカ人であろうともおかしいものはおかしい
滅茶苦茶色々調べて、やっぱり自分が正しいと言い聞かせ続け、様々な手法を使い闘い続けました
【継続は力なり】僕が一番好きな言葉の1つです