ドゥマゲッティでウニを採りに行く

ドゥマゲッティでウニを採りに行く
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ドゥマゲッティ市内でもウニが採れる、ナマコが採れる、様々な種類の貝も採れる。

もちろんそれらは美味しくいただける

今日はウニが食べたい、魚介類を自分達で調達して、うちに持って帰りウニパーティー、魚介類パーティーがやりたいというドゥマゲッティ留学中の学生達のリクエストがあり

うちの近所の海、サンタモニカビーチにて狩りに出かけてきた。

 

この日の午後は運良く潮が引いていて、サンタモニカビーチは遠浅なので

潜らなくても、歩きながらウニが採りたい放題

そこら中に落ちている棘が短い緑色のちょっとグロテスクなウニを大量にみんなで採ったわけだが、後からこのウニは美味しくないということに気づき、かごに山盛りのウニを再び海に返す切なさ

ウニと一口に言っても、ここで採れるウニは少なくとも7、8種類はいる

この潮が引く時間帯、多くの近所の人達もまたウニや貝やら、小さなウツボやらを採りに来る。当然のごとく彼らは緑色のウニは美味しくないことを知っているのでよけている。

「どうりでこのウニだけ一杯あるわけだー!」

気付くのが遅かった一行は再び違う種類のウニを探しはじめる

陸でダメなら海に潜りに行く

海に潜った方が大きくて良いウニや、貝がいる

日が暮れるギリギリまで、くたくたになるまで獲物を求めて狩りをし続ける

「もう少し探してみましょう!!」 狩りに夢中になり、自分で獲物を得る人間、動物本来の喜びに目覚める

自分で苦労して採ったものをその場で狩りに行った仲間達と食べる喜び

人間はどちらにしても毎日何らかの生物の命を奪いそれを食している

こうやって自ら生命を狩り、調理し、食すという行為で命のありがたみや、

自然への感謝、畏怖の気持ちを抱くように自然になっていくのではないか

ドゥマゲッティには何もないなんてとんでもない

自らの想像と創造、行動と感動により何でもある

みんなで狩り、みんなで調理し、ワイワイ食す

Hunt,Eat, Love

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