ドゥマゲッティの地元のプライベートやインターナショナルスクールにお子さんを通わせる、教育移住してくる母子が増え、ドゥマゲッティ内での移動手段とりわけメインの移動手段になるトライシクルの乗り方や料金、コツなどを聞かれることが多くなってきたので、ここでトライシクルについてまとめておきたいと思います。
(ドゥマゲッティはタクシーがなく、トライシクルが未だメインの移動手段です
バスやジプニーは長距離用、モルティキャブは中距離移動用です)
まず日本人にはもちろん慣れないこのトライシクル
実は慣れればすごく便利です
基本どこでも止められるし、どこでも降りれます
ドライバーの働き方次第なのでタクシーのように24時間走っていて深夜料金とかありません。
ただし、あくまでも対人間、フィリピン人ですのでぼっていなくても人により料金が微妙に違ったり、行き先が違います
いちようトライシクルは距離により一人当たりの料金が決まっています。
ただドゥマゲッティですのでおおざっぱ、人により感覚や料金が違います
最低距離区間8ペソ、それよりちょっと行くと9ペソ、だいたい市内どこに行っても10ペソです(すごく遠い場合は最低区間の倍とかと言われたり、交渉になります)
隣町のシブランにあるドゥマゲッティ空港から街の中真の市場やリープラザ、ダウンタウンまではそのトライシクルが行く路線なら一人10ペソです
市場からファウンデーション、シリマンまで8ペソ、セントポールまでは8ペソから9ペソ、ドンボスコ、シタディーニまでは9ペソから10ペソぐらいです
ただし上記の値段はあくまでもそのトライシクルがどこに行くか、路線内かによります。
路線外ですと乗車拒否されるか、交渉になります。
交渉は厄介なのがフィリピン人気質でドライバーが値段を自ら言わないで、相手に言わせようとします。
「いくらで行くの?」と聞いているのに逆に「いくらならいいんだ?」と聞き返されることが多いです。
これはベースを考えれば答えが導き出せます。
行きたい場所が遠くまたは結構辺ぴな所にありなかなかトライシクルが行きたがらない場所にある場合は1台チャーターになりますので
そのトライシクルに何人入るかを考え、だいたい基本の形のトライシクルは6名入るので、6名×10ペソ、もしくは距離により8ペソとすればだいたいの料金のメドが出ますので
その値段か少し低い値段から交渉をはじめてみてください
そんなに辺ぴなところになく、距離もすごく遠くない場合は一人10ペソなのを15ペソとか言ってみたり、ほんの少しプラスしてあげるだけで交渉が成立する場合が多いです。
あくまでも一人8ペソから10ペソという基本料金がベースにあるということを忘れないでください。
ドゥマゲッティ市内でそれをはるかに超える値段を要求される場合は、たとえば一台チャーターの60ペソ以上の場合は次のトライシクルを探した方が良いかと思います。
例えば地図で調べてもらいたいのですが、ドゥマゲッティ市内の北側、空港よりにあるプロビンシャルホスピタルからうちがあるサンタモニカの国道の十字路までトライシクルで30分以上かかりますが、夜中でも60ペソ以上取られたことはないです。
トライシクルを止める時はタクシーを止める時のように片手を上げたり、タイのトゥクトゥクを止める時みたいに一本指を上げたり、何でも向こうがわかれば良いです
重要なのは自分が行きたい場所の行く方向に走っているトライシクルを止めてください。
降りる時は、Diri ra とかLugar lang(セブで使われることが多い)と言ってください
いずれもここです、とかこの場所ですというビサヤ語でドゥマゲッティの人が最も普段使っているトライシクルの止め方です
ちなみにトライシクル大きな紙幣でのお釣りがないことが多いので、トライシクルの料金はなるべく小銭で払ってください
100ペソ以上、500ペソですら払うとまずお釣りがないことがほとんどで絶望的です。
事前に小銭を用意しておいてください。
最後にトライシクルのコツですが
まずは交渉から、交渉は最初に低い値段を提示し、そのまま少しづつ上げて行き、ターゲットとする値段に落としていくのが良いです
その際最大いくらとリミットも決めておいてください。
例えば一台チャーターで60ペソだと見込んで、最初全員で40ペソでどう?と提示すると、ドライバーが最初はいくらがいいのだ?と言っておきながら慌てて、いや70ペソだとか言ってきます。
そしたら次は50ペソでどう?と少しづつ上げていくと、だいたい50から60ペソの間で交渉成立します。
ここであまりにも低い値段を言うと、バカにしてるのかと怒って言ってしまうので気を付けてください。
最近相場がわからなくあまりにも低い値段を提示する中国人が最近増えているので、尚更です。
次に乗る時ですが、外国人だと見るとぼってくる可能性や、値段を聞くと高くいうフィリピン人の習性もありますので、値段がわかっている時のみですが、なるべく値段いくら?と聞かないで乗ってください(または降りる時いくら?と聞かないでください)
最初に書いたように路線や区間で値段決まっていますので、一人8ペソから10ペソを何も言わないで払う、ちょっと大きめのお金を払ってみて
たとえば全員で30ペソだったら50ペソを堂々と払ってください
(おどおどしていると足下見られますので)
お釣りをもらう時によく観察してください。
ちゃんとくれた人はここの区間はこの値段なんだなと覚えておいてください。
くれない、もしくは少ない時ははっきりこの値段じゃないのか?と相場から言ってください
対人間なのでメンドクサイかとは思いますが、これも海外にいることの醍醐味だと思ってください。
慣れてくるとトライシクルのやりとりや、ドライバーとの世間話など楽しくなってきます。
日々トライシクルの交渉が上手くできるようになっていく自分に自信を持ってください。
トライシクルが何の問題もなくスムーズに乗れ、どこにでも行けるようになったらドゥマゲッティ生活はもっと快適になりますし、ドゥマゲッティ生活に慣れた証拠、これであなたもドゥマゲッティーノ、ドゥマゲッティーニョです(ドゥマゲッティ人)