昨今ドゥマゲッティへの留学、教育移住、現地校留学などが増えているが皆さんの目的は当然英語、しかし私が声を大にして言いたいのがここの共用語は英語ではないし、ましてやタガログ語ではないこと、ヴィサヤ語なんです。(ビサヤ語、セブアノ語はヴィサヤ語のセブ方言です)
これ結構みなさん知りません、え??タガログ語じゃないんですかー??がほぼ8割以上の人が言う言葉、98%以上の方はヴィサヤ語の存在すらしらないし、覚えようとすらしません。
でもね、ヴィサヤ語本当に挨拶だけでも話すと凄く喜んでくれるんです。
ヴィサヤ語話す人口フィリピンで一番多いしエリアも広いんです。
(セブ、ボホール、ネグロス、ミンダナオ、レイテ、サマールの一部、パナイの一部、シキホール、などなどドゥテルテ大統領だってヴィサヤ語が母国語です)
皆さん本当に哀しいぐらいに覚える気ないんですが、ドゥマゲッティの現地校に通うお子さんが増えてきて国語の授業でやったり、クラスメートがヴィサヤ語話していたり、有難いことに興味を持ってくれる方々が増えてきたのでここで私が封印していたヴィサヤ語講座をやりたいと思います。
超実践版、私はヴィサヤ人に間違われるぐらいヴィサヤ語話せますが一回も勉強したことがなく、聞いて覚えているだけなので、正直普段ヴィサヤ人が話している言葉をそのまま話しているだけです。
辞書や本などの言葉とは違うと思いますのでご了承ください。
まず超基本中の基本、これだけでも凄く喜ばれます。
何故他の国に旅した時特に欧米諸国では覚えて使っているのにフィリピンでは使ってくれないのでしょうか??欧米の言葉よりも簡単で日本人には馴染み深いものもありますよ。
まずはこれらの言葉を覚え使ってみるだけでも凄く喜びます。
ありがとう=Salamat サラマッ(ㇳ) 最後のTを潰して発音するのが日本人にはなかなかできません
HongKong の最後のGを潰すのに似ています
おはよう=Maayong Buntag マアヨン(グ)ブンタ(グ) これも最後のGを潰す発音です
こんにちは=Maayong Hapon マアヨン(グ)ハポン 午後に使います、ちなみに日というような意味があり、日いずる国日本だからか、日本もハポンです。スペイン語から来ているかと思います。
こんばんは=Maayong Gabii マアヨン(グ)ガビイ
美味しい=Lami ラミ
勝手に決めた超実践的良く使うヴィサヤ語
いくら??=Pila?? ピラ??
いいよ、それで大丈夫、そうしよう=Sige シギ シギとシゲの中間ぐらいの発音
OKとニュアンスが若干異なりますが良く使う言葉です
これだけ覚えている日本人も何故か多い耳に残る言葉
ある=Naa ナア
ない=Wala ワラ
私=Ako アコ マレー語やインドネシア語でも使う時があります。
あなた=Ikaw イカオ
お願いします=Palihug パリホッ(グ)英語のPlease 的な感じで使うこともある
なに、英語のWhatみたいななに=Unsa ウンサ
どこ、英語のWhereみたいなどこ=Asa アサ
いつ、英語のWhenみたいないつ=Kanus-a カヌサア
はい=Oo オオ 首を下から上にあげます、言葉もジェスチャーも怒っているようですが怒ってないです。
いいえ=Dili ディリ
このようにヴィサヤ語は決して難しい言語ではない、むしろ易しい方でスペイン語が多く混じっているし、マレーやインドネシア語も混じっているのでついでに学ぶこともできる。
まずは単語を繋げていくだけでも意味は通じるし、文法も簡単なのですぐに話せるようになる。
その国や地域の言葉を理解するということはそこの文化を慣習を理解することでもあるし、その土地の人にしてみればその人たちをリスペクトまたは受け入れようとしてくれているとみえる。
フィリピンで英語を学ぶというのではまた違う意味合いになる。
もう一歩柔軟な姿勢で現地の言葉ヴィサヤ語を学んでみることをお勧めする。
きっとまた新たなフィリピンがドゥマゲッティが見えて来る